強い日差しで肌あれしたり、汗の臭いやべたべたが気になったりと、夏は何かと不快な症状が多くなるもの。さらに「夏バテ」なんて言葉もあるくらい、疲れやすい時期でもあります。だから体を優しく労わることができるよう、「ナチュラル」なケア法をぜひチェックしてみて。
Contents 目次
美肌におすすめな植物とは?
植物を心身の健康と美容に活用する「フィトセラピー(植物療法)」の専門家である池田明子さんの提唱する「天然おくすり」。
ナチュラルな植物のパワーで、これから始まる夏本番も全身ピカピカに整えておきましょう。
肌のハリ&ツヤを高める「アボカド」は、夏の肌荒れ対策に
濃厚な味わいが魅力のフルーツアボカドは、ビタミンB群のひとつであるナイアシン、ビタミンE、葉酸、鉄や亜鉛などのミネラル、フィトステロールなどの成分を含み、抗酸化作用や新陳代謝をサポートしてくれます。
紫外線が強くなり肌荒れやシミ対策がより必要になってくる夏は、朝食に美肌成分がたっぷりのアボカドをぜひ取り入れて(ただし脂質が多いので、ダイエット中の方は食べ過ぎ注意!)。
(おすすめ活用法)
クリーミーさがたまらない!「アボカドジュース」
(つくり方)
1・アボカドは2つに割り、種を取り除き皮をむき果肉を適当な大きさにカットする。
2・1のアボカドと牛乳、ハチミツ、レモン汁(分量はお好みで)をミキサーで攪拌し、なめらかに混ざったら完成。
冷房や冷たい飲みものでむくみがちな人は「ハトムギ」を活用
老廃物や水分の代謝を促す「ハトムギ」は、イネ科の植物。
クセがなく飲みやすいお茶として、夏の水分補給に大活躍です。
アミノ酸、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、B2など、体のむくみを追い出してくれる栄養素が含まれます。
また、美白にも役立つことから、化粧品の原料として使われるのも定番。ドリンクにお風呂にと体の内外からその美パワーを取り入れて。
(おすすめ活用法)
有効成分をしっかり抽出できる、ハーブティ
(おいしいハトムギ茶の淹れ方)
1・ティーポットにティースプーン1杯分のハーブを入れ、熱湯を注ぎ約3分おき、成分を抽出させる。
2・ティーポットを軽くゆらし、お茶の濃度を均等にしてから、カップに最後の1滴まで注ぐ。1日3回程度、時間を空けて飲む。
気になる汗の匂いにおすすめなのは「レモン」。