これまで1万人以上を美ボディに導いてきた、“ダイエット王子”こと小山圭介さんが、ダイエットのお悩みや疑問に答えます! 今回のテーマは「生理周期をダイエットに有効に生かす方法」です。
Contents 目次
今回のお悩み
食べ過ぎに気をつけたり、ジムに通ったりしています。
体重を毎日はかっているのですが、ダイエットをしているのに増えてしまうときがあるんです。また、甘いものが欲しくなって、チョコをたくさん食べてしまうときも…。
なぜなのでしょうか?
生理周期によってダイエットの「最適期」と「停滞期」がある
こんにちは。ダイエットトレーナーの小山圭介です。
今回のお悩みのように、ダイエット中に体重を日々記録していると少し増えただけで落ち込んでしまうことがありますよね。
それは、生理周期による体の変化が影響しているのかもしれません。
ダイエットのパーソナルサポートを行うときは、生徒さんに体重の変化だけではなく生理の予定日や周期を記録していただいています。それは、ダイエットの「最適期」と「停滞期」の2つの時期が、生理周期と深く関係しているからです。
生理周期を把握すれば、
【1】アクセルを踏んでスピードを上げる「ダイエット最適期」
【2】アクセルをゆるめてスピードを下げる「ダイエット停滞期」
この2つのメリハリがつきます。
ずっとダイエットをがんばり続けなくてもいいと考えると気持ちがラクになり、体重の少しの増減に一喜一憂しなくなるのです。
やせ効果が出やすい時期に、ダイエットのスイッチをオンする
生理周期には個人差がありますが、28日周期として以下を参考にしてみてください。
・ダイエット最適期(生理4日目から17日目)
一般的に生理後8~14日目までが、ダイエットに最も適した時期といわれていますが、1万人以上のダイエット指導をしてきて、生理4日目ごろから体調が安定してスッキリし、じょじょにアクセルをふんでダイエットモードになっていく人が多く見られます。
生理後は、排卵に向けて女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増えるときです。この時期は絶好のダイエット最適期。積極的に運動量を増やしましょう。
・ダイエット停滞期(生理後18日目~生理3日前)
排卵後は女性ホルモンのプロゲステロンが増え、むくみ、イライラなど不調が現れやすくなります。食欲が増して甘いものなどが欲しくなりますが、食べ過ぎても気にしないで。
この時期は、体重がちょっと増えてもOK。激しい運動を控え、ストレスをためないようにリラックスして過ごしましょう。
ダイエットは、アクセル全開で行うと続けるのがつらくなってしまうものです。
今回お伝えした、生理周期によるダイエットの「最適期」と「停滞期」を把握し、ペースを上手にコントロールしましょう!
取材・文/掛川ゆり
連載・関連記事
関連記事
- Healthcare
「国際生理の日」。意外と知らない生理痛について学べる展示イベントに行ってきました!
- 0
- Healthcare
まるで低反発の枕のようなフィット感に驚き! ロリエの新しいナプキン「もちふわfit」で生理2日目も快適に過ごせました♪ #Omezaトーク
- 0
- Healthcare
”体にはさむ”生理用品「シンクロフィット 厚型タイプ」が、多い日でも安心でした♪ #Omezaトーク
- 0
- Healthcare
「フェムテックブームをきっかけに、女性の健康課題について話し合ってみた」後編【宋 美玄先生(産婦人科医)×梅津和佳奈さん(fermata株式会社)×小林利行さん(『Get Navi』編集長)鼎談】
- 0