便秘に悩まされて数年…。便秘によいものを試すけれどなかなか解消しないという人は多いですよね。とくに生理前後になるとホルモンバランスの変化により便秘がちになる女性も多いはず。そこで今回は、便秘におすすめの食材と排便力を見つけると方法を順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生に教えていただきました。
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水溶性食物繊維が多い食材BEST5をチェック
「慢性便秘は、腸内で便の水分が必要以上に吸収されて硬くなり、出にくい状態になっているのが大きな原因。便のかさを増やす不溶性食物繊維をとるとよけいにつまってしまうので、便の水分を増してやわらかくする水溶性食物繊維をとるのが有効です」(順天堂大学医学部 教授・小林弘幸先生)
おすすめ食材(1)なめこ
ぬめり成分がカギ
水溶性、不溶性のどちらの食物繊維も多く含みます。ぬめり成分に水溶性食物繊維が多いので洗わずに食べて。
おすすめ食材(2)海藻
ヘミセルロースが豊富
海藻にはヘミセルロースという水溶性食物繊維が豊富。みそ汁やサラダ、酢の物などに加えて積極的に補給を。
おすすめ食材(3)にんじん
ジュースなどで補給
野菜の中では比較的、水溶性食物繊維が多いのがにんじん。ジュースの材料にも使いやすいのでこまめにとって。
おすすめ食材(4)オクラ
ゆでてとると◎
ネバネバしているのが、オクラの水溶性食物繊維のペクチン。生よりゆでたほうがペクチンの吸収率アップ。
おすすめ食材(5)プルーン
間食として手軽に
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を同じくらい多く含んでいます。乾燥プルーンなら年中とれるから間食などに。