世界的ミスコンテストの1つといわれる「ミス・グランド・インターナショナル」。それに出場できる日本代表は、「ミス・グランド・ジャパン2018」に輝いた小田はるかさん。来月10月25日にミャンマーで開催予定の世界大会を控え、現在はフィリピンで合宿中です。FYTTEでは、小田さんのボディメイクにスキンケアなどについてインタビュー記事をお届けしてきましたが、最後となる今回の4回目では、「メンタル面」をクローズアップ! 自分磨きのヒントが隠されているかも!?
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見た目と内面のギャップを知ってもらいたい
小田さんが出場する「ミス・グランド・インターナショナル」だけでなく、ミスコンは一般的に、スピーチやインタビューの審査があるのも有名なお話。磨き上げた容姿だけでなく、内面が問われるのです。そのあたりは、どんな対策をしているのかお伺いしました。
小田はるかさん(以下、小田さん)「私は見た目は、「きつそう」なんて言われることが多いんですよね(笑)。確かに負けず嫌いですから、そういった面もあるでしょう。でも日常では本当にのんびりしているんです。トークでそのあたりのギャップを見せられたら、そこが魅力だと思ってもらえるかな、なんて考えています」
SNSでも自分を世界にアピール!
日本代表を選出する「ミス・グランド・ジャパン」では、ネット投票も。SNSとも連動しているのが、いかにもイマドキのミスコンです。
小田さん「SNSは、結構難しいですね。あまり固いトーンで情報を発信しても「つまらない」なんて言われてしまうし、だからといってムリにはしゃぐのも違和感が。見てくれている人が楽しく、でも自分らしさを出すにはと未だ模索中です。どちらにしても、「つくった笑顔」はバレますね。仕事で「こういうイメージで売ろう!」と言われても、私はいつも自分自身を偽りたくはないと思っています。だから自分が違うなと思ったら、それが営業上の戦略だとしても、否定するようにしているんです。だから今回のコンテストも、ほとんど「素」でいってます(笑)」
コンプレックスだった身長が今は武器に!
小田さんが、小さいころからコンプレックスを感じていたのは「身長」。モデルになってからも高身長が理由でなかなか仕事が軌道にのらず、悩みの種となっていました。
小田さん「仕事上では身長が悩みの種ですが、世界を目指すと決めてからはそれが強みになります。今では、自分の長い脚が大好きだと思えます。自分の顔のパーツで好きなのは、鼻かな。高さが自慢です。顔のほくろにもコンプレックスを感じていた時代もありましたが、「それがあなた!」と言われてからは、なるほどそうだなと納得して、受け入れています。世界に出たらいろいろな人種の中で活動することになりますから、ますますみんな違うのが当たり前ですよね。いつでも自分自身でいることを、忘れないでいたいです」
ナショナルコスチューム審査はやっぱり「和」
世界大会での審査項目のなかでも、ひときわ華やかなのが「ナショナルコスチューム審査」。
小田さん「日本代表ですから、そこはやはり和服でいきます。海外で和服というと、多くの人が色鮮やかな和柄を思い浮かべるでしょう。そこであえての白無垢にしようかなと計画しているんです。私を通して、いろいろな日本の魅力も伝えられるといいですね」
世界大会というだけあり、今がんばっているのは、英語のトレーニングです。
小田さん「ミス・グランド・インターナショナルは「平和の使者を目指す女性の発掘・育成」がテーマなので、平和に関するスピーチもあります。ところがじつは……英語がまったくできないんです。でも、猛勉強中なのでなんとかなるかな、なんて(笑)。呆れるほどポジティブなんですよね、私。笑顔で世界大会を楽しんできます!」
見た目の美しさ以上に、内面からにじみ出る明るいオーラが小田さんの魅力。周りも笑顔にする元気さは、どんなプロポーションや美肌よりも好印象。小田さんの話しから、キレイになるには「今を楽しむこと」「自分を好きになること」が大切だと、伝わってきました。
撮影/布川航太 写真/MISS GRAND JAPAN 2018 取材・文/木下頼子