疲労回復に最強の食べ物として今注目を浴びているのが、酢もやし。分量や食べるタイミングはいつがいいのでしょうか。またおいしく食べ続けることができるレシピもあるといいですね。今回は効果的な食べ方と、和えるだけでできる簡単レシピご紹介します。
管理栄養士の望月理恵子さんの著者『管理栄養士と医師が認めた 疲れ即とり酢もやし健康法』(アスコム)からお伝えします。
Contents 目次
酢もやしは1日1〜2回、1日80gを
酢もやしは1日80gが目安。もやし1袋が約250gですから、1袋を3日で食べきる計算です。
1日に10㎖のお酢をとると、血圧を下げる効果がありますが、もやし1袋分の酢もやしを作るのに、お酢を30㎖入れるので、毎日ちょうどよい量を摂取できます。
1日2回の場合は40gずつ、朝と晩など都合のいいときに食べましょう。
40gならほんのひと口、ふた口ですので、お昼のお弁当に入れるのもいいでしょう。
*酢もやしの作り方はこちら!
食べ方の基本は『酢もやしファースト』で
酢もやしは食事の最初に食べるのが基本です。
歯ごたえのよい酢もやしを最初に食べることによって、唾液の分泌を促し、消化酵素が出やすくなるので、内臓の負担を減らし、胃もたれしにくくなります。
また、満腹中枢を刺激し、食べたものが脂肪として蓄積するのも防げます。
特に減量中の方は、食事の30分前に酢もやしを食べましょう。それが難しいという方は、食事の直前に酢もやしを食べておくと、空腹による食べすぎを抑えられます。
減量に一番効果があるのは、ごはんやパンなどの主食と置き換えることです。
腹8分目まで食事をした後、最後に酢もやしを食べるのもおススメです。
酢もやしで口の中をさっぱりさせることで、もう少し食べたいという欲求を抑え、食べすぎを防げます。食前と食後の酢もやしで健康にスリムになりましょう!
納豆と混ぜるだけ!
梅干しのクエン酸で肉体疲労を解消 腸美人サラダ
続いて、すぐにできる酢もやしのレシピをご紹介します。
納豆と混ぜるだけでできる、腸内環境を良くする酢もやしサラダです。
材料(2人分)
酢もやし…100g
オクラ…2本
山芋…100g
梅干し…2個
納豆…1パック
めかぶ…1パック
卵黄…2個
刻みのり…少々
作り方
1 オクラを細かく刻む。
2 山芋は千切りまたはすりおろす。
3 梅干しは種をとってつぶす。
4 酢もやしの上に1、2、3とよく練った納豆、めかぶをのせる。
5 中央に卵黄を乗せ、刻みのりをちらす。
お好みですりごまをかけると味も変わり、整腸効果もアップします。
チャーシューと混ぜるだけ!
チャーシューのオイスターソース和え
オイスターソースの牡蠣のタウリンが肝機能を整え、精力をアップしてくれるチャーシューと酢もやしの副菜です。二日酔いの時にもどうぞ。
材料(2人分)
酢もやし…120g
チャーシュー…2枚
長ねぎ…3cm
オイスターソース…小さじ1
ごま油 小さじ…1/2
作り方
1 チャーシューを細切りにする。
2 長ねぎをみじん切りにする。
3 酢もやしに1、2、オイスターソース、ごま油を入れて混ぜる。
ごはんがどんどん進む!どんぶりにしたり、ラーメンのトッピングにしても。
ほかの具材と混ぜるだけの簡単なレシピなので、料理ができない人でも大丈夫。疲労回復やダイエットに取り入れてみてください。
参考書籍
望月理恵子 (著), 岡村信良 (監修)『管理栄養士と医師が認めた 疲れ即とり酢もやし健康法』(アスコム)
文/庄司真紀