パナソニックが20～40代のビジネスパーソンにとったアンケート「ビジネスウーマンの仕事中のお疲れ事情」によると、眠気を感じる時間帯は午後２～３時、疲れを感じるのは午後４～５時なのだそう。眠気にしろ疲れにしろ、仕事のパフォーマンスは著しく低下するわけで、「やらなければならない仕事はたくさんある」のに「思ったように進まない」ことで、またストレスになったり残業が増えたり、と悪循環になってしまいます。

とはいえ、仕事中にできるリフレッシュ法ってそんなにないですよね？　アンケートでもコーヒーやお茶を飲むとか、おやつを食べるとかが大半でした。私ももちろん目覚ましにコーヒーを飲んだり、スイッチを切り替えるためにガリガリとナッツを食べたりします。あとよくやるのが伸び。でも、基本的にはイスに座ったまま、腕を伸ばしたり、体をひねったり。足元は、というと夕方むくんでだるくなってきたら、靴を脱いで、足踏み器具に足をのせ、踏み踏みして刺激を与えるというのもやっています。そう、デスクのすみっこに足踏み器を常備しているんです。ただ、足踏みって、当たり前ですけど自分で足を動かさないと刺激が得られません。じつは、疲れているときはそれもちょっと面倒なんですね。

そこで、今回ご紹介の「レッグリフレ」です。パナソニックさんのイベントで、もっとも足の疲れてくる時間帯である夕方５時頃にレッグリフレを体験させていただきました。

写真、ちょっとわかりにくいのですが、靴をはいたまま、パンツの上からレッグリフレを巻いています。そう、この日はヒールありのショートブーツをはいていて、イベント開始時にはすでに足がむくんで靴がきつくて、痛い状態でした。

このレッグリフレの最新バージョン、何がスゴイってコードレスなんです。これまでのレッグリフレももちろん気持ちよかったのですが、コードがなくなったことで、これをつけたまま動くことができます。室内を自由に移動できます（もちろん外出もできます、しないけど）。これってすごく自由度が増していいんです。肩もみ器なども家にありますが、基本的にはそれを使う場所がコードの位置で決まってしまいますよね。気持ちいいけど、動けないからちょっと窮屈、みたいな中途半端な気持ちになることもあります。それがコードレス！　マッサージしてもらいながら、お茶が飲みたくなったらお茶をいれにキッチンまで行けたり、テレビのリモコンが遠くにあったら、それを取りにいくことだってできます。本当に便利です。

さて、イベントの話に戻ります。たったの10分ですが、レッグリフレを脚に巻いて体験しました。ところが目をつぶっていたら「マッサージ師の方が私の脚を力強くもみほぐしてくれている」と感じてしまうほどの極上マッサージを、この小さな機械が行ってくれます。しかも、コードレスなので、電池でここまでの強力な手もみ感！　さすがプロに学んだマッサージを搭載しているだけのことはあります、本格的すぎです。10分のマッサージが終わった後には、脚がス～ッと軽くなって、痛かったショートブーツもゆるくなっていました。たったの10分でここまでの変化、びっくりです。

気持ちよ~くマッサージを受けながら教えてもらったのですが、じつは仕事中のふくらはぎマッサージはパフォーマンスの向上に有効なのだそうです。杏林大学の古賀良彦先生が行った実験によると、脚に巻くタイプのエアー式圧迫装置を使って、ふくらはぎマッサージの効果測定をしたところ、眠気が取れて気分がよくなり、さらに頭が冴えて集中力が高まり、やる気が出てきた、というではないですか。脚のだるさや疲れが軽減するだけでなく、ふくらはぎのマッサージにはこんなうれしい効果もあるんですね！

コードレスで音も静かな「レッグリフレ」、私はとにかくデスクに常備したい、と思いました！　夕方疲れてきたらこっそり装着して、マッサージする。最高ですよね！　いちばん最初こそ面ファスナーで装着しますが、その後はファスナーの上げ下げで着脱できるので、会社で使ってもベリベリベリッといった面ファスナーの音もしません。

世の中では働き方改革がやたら叫ばれていますが、これこそ立派な働き方改革につながりますよね、疲れてきて効率が悪くなってきたら、ふくらはぎをマッサージして、パフォーマンスを上げ、残業を少なく仕事を終える！　普通に電話でも、パソコンでも何でもしながらデスクの下でマッサージしているだけなので、誰にも迷惑かけませんし。

とにかく、もし、家電量販店などでこちらの商品が体験できるコーナーがあったら、一度試してほしいです。まるで人！の極上マッサージ、体感するべし。よく、あのマッサージ師さんに次回もぜひやってほしい、と思うほどじょうずな人っていますけど、まさにそれ級の腕前ですよ。

というわけで、これは今年一年の自分へのごほうびに買おう！と購入を決意。もちろん会社だけでなく家で思いっきりリラックスしながら使うのもいいですよね。

（編集長ホボ）