ゴールデンウィーク中、ついつい旅先で食べ過ぎたという人も多いのでは? 胃腸が疲れぎみの人は足の裏を刺激するリフレクソロジーで、疲れた消化器系を活性化し、元気な胃腸を取り戻しましょう。英国式リフレクソロジー専門スクール「クイーンズウェイ リフレクソロジー・スクール」のインストラクター・佐藤明子さんに、自宅で簡単にできる方法を聞きました。
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胃腸の疲れが肌荒れや便秘の原因に
足裏を刺激することによって、体の不調を改善するリフレクソロジー。足裏は第二の心臓と呼ばれ、足の筋肉が血液を心臓に向かって押し戻す働きがあります。これがスムーズになることにより、体の血流促進につながります。リフレクソロジーによって血のめぐりがよくなると、体のすみずみまで酸素がいきわたり老廃物の流れも活発に。新陳代謝がうながされ、老廃物をためない体になっていくのです。
「外食で脂っこい食事が続いたり、お酒と一緒にたくさん食べる生活が続くと、胃腸が疲れ、消化不良を起こして肌荒れや便秘の原因に…。胃を活発化させ、腸をほぐし、老廃物をどんどん外に出していきましょう」(佐藤さん)
消化器系の機能を高める簡単リフレクソロジー
足の裏を触って、固くなっている箇所や、ゴリゴリとした“こり”があれば、疲れている証拠。食べ過ぎで胃が疲れているときは、土踏まずの真ん中が固くなっていたり、押すとずんと重みを感じることもあるはず。老廃物を流すように、ゆっくりともみほぐしていきましょう。
それでは、食べ過ぎのあとに自宅でできる、簡単なリフレクソロジー術をご紹介します。
Step1 土踏まずから足裏の中心部分に向かって、指をすべらせるようにして刺激します。ここが胃の反射区です。
Step2 土踏まずの真ん中部分を、両手の親指で押し込むように刺激します。食べ過ぎで疲れた腸をもみほぐしましょう。
Step3 足裏の中心に向かって、両手の親指でぐりぐりと押し、肝臓の疲れをいやしていきます。
Step4 足の親指のつけ根部分を、奥に押し上げていきます。腎臓が疲れているときにおすすめです。
食べ過ぎたと思ったら、自宅でできるリフレクソロジーで胃腸を元気にしてあげましょう。アロマオイルを使ってリラックスしながら行うのがおすすめです。