「眠るだけで、キレイになれる」そんなオイシイ話があるわけない!? いいえ、それがあるんです!
実は、眠っている間に分泌される成長ホルモンには、美肌やダイエット効果が期待できます。そしてこの成長ホルモンの分泌量は、眠りが深いほど増加します。
眠りの質は、ベッドまわりを少し工夫するだけでも高めることができます。そこで今回は、快眠につながるお部屋づくりのコツをご紹介します。
Contents 目次
キレイになりたい女子必見! 美肌をつくる成長ホルモン
成長ホルモンと聞くと子どもの成長に関係するものだと思われがちですが、成長ホルモンには代謝のコントロールや脂肪の燃焼、ダメージを受けた肌の修復・再生といった働きをしてくれます。まさにキレイになりたい女性にとっては、必要不可欠なホルモンなのです!
美容に詳しい方なら、この成長ホルモンが多く分泌される「お肌のゴールデンタイム」が10時〜2時ということをご存知かもしれません。でも最近は異論を唱える専門家もいて、眠りに入ってからの3時間に最も多く分泌される、という説が有力になっています。そしてその分泌量は、眠りが深いほど増加します。つまり寝始めの数時間にどれだけ深く眠れているかがポイントなのです。
深く眠るためのコツ【1】 照明は暗めに調節
部屋を暗くすると、眠気を感じさせる「メラトニン」という物質が分泌されます。眠る前は照明の明るさを落としたり、間接照明を取り入れたりして、光を調整しましょう。ちなみに、パソコンやスマホの画面は想像以上に強い光を放っています。明るい光は脳を覚醒させるので、眠る前には見ないようにしましょう。
深く眠るためのコツ【2】 ベッドまわりをシンプルに
ベッドのまわりには、仕事関係のもの、本やゲームなど娯楽に使うものを置かないようにします。ベッドを眠るためだけの場所と意識づけることで、ベッドを見るだけで“睡眠スイッチ”が入り、スムーズに眠れるようになります。
また、部屋の色彩では、興奮や緊張させる赤系、刺激の強いカラフルな色合いは避けた方がいいでしょう。気持ちを沈める効果の高いブルー系、落ち着いた雰囲気にしてくれるベージュやブラウン系を取り入れるのがおすすめです。
深く眠るためのコツ【3】 パジャマ&寝具は寝返りを打ちやすさを重視
深く眠るには、布団の中での寝返りの打ちやすさも重要。例えばパジャマと寝具の生地が起毛素材だと、それぞれの摩擦が強く、寝返りを打ちづらくなってしまいます。また、動きやすい、ゆったりとしたパジャマを着るのもポイントです。
深く眠るためのコツ【4】 ベッドに入る前にアロマをセット
脳は、眠っている間も香りを感じ取ることができるので、リラックス作用のある香りを取り入れるのも効果的。火を使わないタイプのディフューザーなら就寝中も安心です。
就寝時におすすめの香り
- ラベンダー…不安を和らげて安眠へと誘います。
- ゼラニウム…バラのような甘い香りが心のバランスを整えてくれます。
- カモミール…高ぶった気持ちを沈め、心を穏やかにします。
いかがでしたか。さっそく今夜から取り入れてみましょう。
いかがでしたか。さっそく今夜から取り入れてみましょう。
文/梅田 梓