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目に見えない汚れを「見える化」して、より空気をキレイに
2つ目の特長は「検知」。目に見えるゴミであれば、気になってすぐに掃除をしますよね。でも空気の汚れは目に見えません…。それを可視化できるようにしたのが、本体の中央に丸い目のように設置されたLCDディスプレイ。ここを見てみると、室内の空気が意外と汚れていることに驚きます。
「温度・湿度センサー、有毒ガス・においセンサー、微粒子(ホコリ)センサーにより、部屋の空気の状況をディスプレイに表示して、リアルタイムで知ることができます。窓を閉めきっていれば室内の空気はキレイなようにも思えますが、実は隙間から汚染物質が入ってくるといわれているのです。目には見えないホコリやガスも、このディスプレイを見れば一目瞭然です。空気がどれだけ汚れているかを知ることができます。またお手持ちのスマートフォンにアプリをダウンロードしておけば、いつでもお部屋の空気の状況を知ることができるほか、部屋にいなくても自在にオンオフなどの操作が可能です。この機能はペットを飼っていらっしゃるお客様にも大変好評なんですよ!」(神山さん)
キレイな空気を近くも、遠くも部屋中に届ける
そして3つ目の特長が「循環」。キレイな空気を部屋のすみずみにまで届けるために、最大350°の首振り機能を搭載したそうです。
「独自のAir Multiplier技術によって毎秒290ℓのキレイな空気を部屋のすみずみまで送り届けます。350°の首振りが可能ですから、部屋のすみに置いても、中央に置いても、どこに置いてもキレイな空気を部屋全体にすばやく届けることが可能です。また、『冬に空気清浄ファンから出る風が直接体に当たると寒い』という意見がありました。そこで今回はディフューズモードという、うしろに空気を流すモードを追加。涼しい風に当たらなくても、キレイな空気を循環させることができるようになりました」(神山さん)
快適な室内環境を生み出すために、とことんこだわって誕生したDyson Pure Hot+Cool空気清浄ファンヒーター。神山さんによると「ぜひ寝室で使用してみてください」とのこと。
「リビングで使われる方が多いと思うのですが、ぜひ寝室でもお使いになってみてほしいですね。呼吸器科の医師の方にお伺いしたところ、寝室の空気をキレイにするだけで、朝起きたときの快適感が全然違うそうです。一日の1/3が睡眠時間です。その時間をキレイな空気の中で過ごすことができれば、睡眠の質を高めることができると思います。比較的軽量ですから、いろいろな部屋に持ち運んで、ぜひキレイな空気の中で過ごす快適さを体感してください」(神山さん)
何より空気の清浄も、温めも、扇風機も1台で一年中使える便利さも魅力♡ 寝る前のヨガやストレッチも、キレイな空気の中で行えば心地よさもアップするはず。より健康で美しく!を目指す人たちにとって、目に見えない空気をキレイにすることが新たなトレンドになりそうです。
取材・文/山本美和 写真/FYTTE編集部