春はメンタル面での浮き沈みが激しい季節。
初の10連休で、ゆったりと緊張をほぐしたつもりが、ゆるんだ緊張が解けたままで、何もやる気がしない、やる気が起こらない…。
そんなときには、メンタル不調に悩まされないという、女優・佐藤晴菜さんのメンタルコントロール法を試してみてはいかが?
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ひとりの時間を作る
仕事柄、毎日いろんな場所で、新しい人たちに出会います。人との出会いがあるのはとても楽しいことですが、自分だけの時間の必要性も実感します。
ですから、月2回、自分だけの時間を確保するようにしています。
その日だけは、本当に好きなことばかりするようにしているんですね。好きなことというのは、とにかく思いっきりのんびり。
前日に作っておいたご飯を食べながら、部屋で映画を見たり、好きな洋楽をかけてLEDキャンドルをおいて、お酒を飲んだりと、ひとりで好きなことだけに囲まれた空間で過ごすことは、メンタル面がとても充電される気がします(佐藤さん)
習い事をはじめる
落ち込んでいるときって、人は自分に自信がなくなるものです。でも、何かがんばってることがひとつでもあるだけで、自分を支えてくれたりするもの。
ですから、いつからでも新しく未来につながるようなことを始めると、メンタルってすごく強くなると思うんです。
私は最近、英語を習いはじめました。ストイックに取り組むよりも、楽しさがあったほうが記憶に残り吸収しやすいので、友だちと楽しく習っています。
新しい言語を学びながら、新しい友だちにも出会えて、一石二鳥です(佐藤さん)
2人女子会
落ち込んだときは、友だちと会ってリフレッシュすることも、メンタルの栄養剤のようなもの。
ワイワイ大人数で集まるよりも、気心が知れた女友だちと、ただご飯をいっしょに食べておしゃべりするだけで癒されます。
そういった友だちとは、話すことが本気の話。
自分の発想だけでなく、友だちの発想を取り入れながら悩みを向き合うことができるから、抱えている問題解決のヒントになる話ができるのです。
癒されながら、問題も解決。結果として、メンタル面にこのうえない栄養になります(佐藤さん)
小旅行へ行く
気持ちが沈んだときには、ふだんいる場所から少し離れてみてみると、心がかなりリフレッシュできます。
日常とは違う経験をすることは、メンタルに深く長く癒され効果が続きますね。
遠くに行く必要はなくて、日帰りで十分。
ちなみに私は、最近女友だちと神奈川の真鶴へ旅行に行きました。旅行に行くと、ふさぎ込んでいた気持ちも、勝手に開放的になるものです。
海辺の波の音は、メンタル不調の特効薬だと思います。ヒーリングミュージックでも多く使われているだけ、人を癒す効果があるんだとしみじみ思いますね(佐藤さん)
メンタルが弱っているときに何が自分に効くのかよくわかっていている自立した佐藤さん。
佐藤さんのようなメンタル不調に悩まされない、凛とした女性をぜひ目指しましょう。
取材・文/高田空人衣