アラフォー世代の健康や美容、エイジングに影響を与える女性ホルモン。
なんとなく調子が悪くて体の変わり目を実感しているなら、今すぐホルモン対策が必要です。
管理栄養士の大越郷子先生に教わる手軽なメニューで
女性ホルモンの働きをよくし、元気&キレイを保ちましょう!
Contents 目次
干ししいたけと大豆の中華がゆ
1人分=403kcal
<材料(2人分)>
ご飯 220g
干ししいたけ 3個
水 1カップ
チンゲン菜 1株
桜えび 8g
・酒 大さじ1
・顆粒鶏ガラスープの素 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・オイスターソース 小さじ1
大豆(ドライパック) 1缶(100g)
卵 1個
ごま油 小さじ1
<作り方>
1)干ししいたけは1カップの水でもどして細切りにし、もどし汁はとっておく。チンゲン菜は1㎝角に切る。
2)鍋にA、干ししいたけともどし汁、桜えびを入れて火にかける。沸騰したらアクをとって中火にし、大豆、チンゲン菜、ご飯を加え、7~8分煮る。
3) 溶きほぐした卵を回し入れ、すぐに火を止める。ごま油を加えて大きく混ぜ合わせる。
「女性ホルモンのバランスを整えるには、たんぱく質やビタミン、ミネラルを十分に摂取し、神経伝達機能や免疫機能を強化することが必要です。大豆や卵は良質なたんぱく源で、栄養面も優れています。
加えて、大豆に含まれる大豆イソフラボンには、女性ホルモンのバランスを整え、婦人科トラブルや、体や肌などの不調を改善する働きが期待できます。
また、桜えびやチンゲン菜にはカルシウムが多く含まれ、女性ホルモンの低下とともに、もろくなりがちな骨の健康を助けます。桜えびにはうまみ成分も多いので、味つけのひとつにもなります。
カルシウムの吸収率を高めてくれる栄養素としてビタミンDが必要になりますが、ビタミンDはきのこ類に多く、とくに干ししいたけに豊富です。干ししいたけのもどし汁はうまみもたっぷりですので、煮汁に利用しました」(大越先生)
少量のご飯をたっぷりの水分で炊いたおかゆは簡単でカロリーも控えめ。具材にはかみごたえのあるものを使っているので早食いの防止にもなり、ダイエット向きのメニューでもあります。
さっそく試して不調改善&美肌・美髪を取り戻しましょう!
取材・文/鹿野育子 撮影/小澤晶子 スタイリング/井口美穂