良質のたんぱく質やビタミンB群を含む大豆と、疲労物質といわれる乳酸の分解や代謝アップを促してくれる酢。この2つを合わせた「酢大豆」は、疲労回復やエネルギーチャージを助けてくれる元気のもとです。そのまま食べることもできますが、「肉や野菜と合わせれば、とても食べやすく、おいしくなりますよ!」と料理研究家・管理栄養士の金丸絵里加先生。今回、金丸先生が教えてくれる手軽に作れる酢大豆料理を、疲労回復に役立てみませんか? 炒めものもサラダも酸味がほどよく、夏バテ対策にもおすすめです。
Contents 目次
◆酢大豆と豚肉、長いもの辛みそ炒め
材料(2人分)
酢大豆……大さじ3
豚こま切れ肉……160g
長いも……120g
<A>
みそ……大さじ2
砂糖……小さじ2
酒、水……各大さじ1
酢大豆の酢……大さじ1/2
赤唐辛子(輪切り)……1/2本分
ごま油……大さじ1/2
青じそ(好みで)……適量
作り方
(1)長いもは4~5cm長さで1cm幅の短冊切りにする。豚肉は大きければ半分に切る。<A>の材料は混ぜ合わせる。
(2)フライパンにごま油を中火で熱し、豚肉を入れ、ほぐしながら炒める。焼き色がついたら端に寄せ、空いたところに長いもを入れて炒める。
(3)全体につやが出てなじんだら、酢大豆を加えて手早く炒め、<A>を加え、大きくかき混ぜながら炒め煮をする。最後に青じそをせん切りにして散らす。
◆酢大豆のかぼちゃサラダ
材料(2人分)
酢大豆……80g
かぼちゃ……200g
カッテージチーズ……80g
砂糖……大さじ1/2
塩、こしょう……各少々
くるみ(無塩・ロースト)……20g
作り方
(1)かぼちゃは種とワタを取ってひと口大に切り、耐熱皿に並べてラップをふんわりとかけ、電子レンジ(600W)で3分~3分30秒加熱する。
(2)ボウルに(1)、砂糖、酢大豆、カッテージチーズを入れて混ぜ、塩とこしょうを加えて軽く混ぜる。器に盛り、くるみを粗く砕いて散らす。
取材・文/三浦良江 撮影/安井真喜子 スタイリング/井口美穂