お腹が空いているのに食欲がない、それはいわゆる夏バテ状態かも。お酒に限らずとも、夏は自然と食べる量より飲む量が多くなったり、冷たい飲みものをとる量が増えることで、いつの間にか夏バテ状態に陥っていることがあります。
さらに、心地よいを通り越して寒さを感じるほど冷房のきいた空間にいることで、なかなか夏バテから脱却できなかったり…。そうなる前にできることは「冷房で冷えすぎた体をしっかり温めて、食欲をとり戻すための体作りをすること」と、コンテンポラリーダンサーの得居幸さん。夏バテに負けない体を作るエクササイズを今すぐ実践しましょう!
Contents 目次
■快食エクササイズ ステップ<1>
最初に、肩まわりのエクササイズを行います。
両脚を腰幅よりも広めに開いて立ち、足裏でしっかりと床を押します。このとき背骨は立てて、姿勢を整えて。
肩の高さで両ひじを体の正面に突き出すように曲げ、横に円を描くようにひじをうしろへ8回まわします。肩甲骨が一緒に回っているのを感じましょう。
外回しが終わったら、内回しも同様に行って。
次に、両ひじを背中のうしろで合わせる気持ちで肩甲骨をギュっと寄せたら、一気に力を抜きましょう(得居さん)
■快食エクササイズ ステップ<2>
次に、背中と腰まわりのエクササイズです。
両脚を腰幅よりも広めに開いて立ち、両ひじを曲げてわきを締めます。両手は手のひら側を上にし、軽くにぎっておきましょう。
左脚に体重をかけながら、右手のひらでななめ上を押します。
さらに左ひじを、うしろに引いて上体をひねります。目線も合わせてななめうしろへと向けて。
呼吸を整えながら先ほどの姿勢に戻り、反対側も同様に行いましょう(得居さん)
■快食エクササイズ ステップ<3>
最後に、脚まわりのエクササイズです。
両脚はつま先とひざを外に向け、腰幅よりも広げて立ちます。両手は頭のうしろで組みましょう。
右ひざを左ひざに寄せてから、上に弧を描くようにひざを上げて元の位置へ戻します。
右脚が終わったら、すぐに左脚へチェンジして同様の動きを行いましょう。
この流れを左右で1セットとし、10セットを目安にテンポよく行ってください(得居さん)
快食エクササイズは、腹筋と背筋をしっかり使い、まっすぐの姿勢をとることが効果を上げるコツですよ。夏バテぎみの人はぜひとり入れてみてくださいね!
取材・文/高田空人衣