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その不調は首が原因かも…⁉︎ 首コリやスマホ首を防ぐ「巻くだけ&寝るだけ」の首によいアイテム2品をお試し!
毎日毎日スマホを見たりパソコン作業を続けていると、頭部の重さで少しずつ首が前のめりになるスマホ首に! スマホ首はストレートネックともいわれ、慢性的な首こりの原因になってしまいます。首は体全体の不調の元凶にもなりかねませんので、日々のセルフケアが大切。今回は首のこりに特化した新アイテム2品ご紹介していきます。
Contents 目次
首こりをほぐす「ミネラルストール」
ひとつめは一般医療機器のストール「ミネラルストール」(HLコーポレーション、税込12,960円)というものです。
東急ハンズ新宿店やオンラインショップでも販売中の新製品。
素材は綿と麻なのですが、生地には7種類の粒子状の天然鉱石をコーティング(含浸)した特殊な繊維を使用していて、鉱石が発する遠赤外線が副交感神経に働きかけリラックスさせてくれます。
この天然鉱石の混合体「プラウシオン(R)」は、シリカやトルマリンなどを用いており、全身の血流改善作用や活性酸素の除去などの効果が、学会で発表されているとのことで、血流を促し、首こりやスマホ首、肩こりの緩和が期待できるそう!
さらっとしたハリのある素材で夏向きの涼しげなコットンリネンです。よく見ると透けるほど薄く編まれています。
ふわっと肩にかけてもなんとなくリラックスするのですが、やはり肌に直接触れるように、例えば首にクルクルと巻いたりするほうが効果が感じられます。
またストールを折りたたんで首の後ろに当てて寝るのもオススメです。
首に巻くだけで簡単に首こり対策できるストール。血流がアップして手先まで温かくなり、確かに肩や首の疲れが少なくなった気がしました。
午後の疲労回復タイムや、オフィスの冷房対策としても重宝します。
スマホ首がラクになる「かまぼこ枕」
ふたつめはパソコン作業やスマホでストレートネックが気になる方に、アスカ鍼灸治療院の福辻鋭記院長、ソリデンテ南青山の小野晴康代表が監修した、『首ラク かまぼこ枕』(学研 税込1944円)。
小野先生によると、現代人の80%以上はストレートネックといえる状態で、「不自然な首の角度によって、首まわりの筋肉がカチコチ。この筋肉が神経や血管を圧迫して多くの不調が引き起こされている」とのこと。
また東洋医学でも首だけで全身の調整ができるとされていて、首こりが慢性化すると、全身のだるさや不眠、イライラや落ち込みなど原因のわからない不調に悩まされることにもつながります。
そんなストレートネックを理想的なジャスト30度の黄金カーブのかまぼこ枕に寝るだけでラクになるというのが本品です。
不調別のかまぼこ枕の使い方などが紹介されたムック本に、空気を入れて膨らますタイプのかまぼこ枕が付属しています。
濃いブルーのかまぼこ枕は質感の良い生地で、口で空気を入れることで簡単に膨らますことができます。
早速寝てみると、首のこっていた部分の筋肉がすっと伸びるような感覚が
心地よく、首があるべき角度にある感じです。これを1日5分続けるだけ!
肩こりがある人は腕をぐーっと上にあげ、背伸びをしてみましょう。
首こりがある人は首を左右に倒してほぐしてあげます。
すると余計な力みが消えて、肩や首周りがラクになるのを感じられます。
肩こり、首こりの自覚がない人もデスク作業が多い人はお試しあれ! 少し軽くなってスッキリするのを感じられると思います。
現代人の多くは長時間のスマホ操作で、気づかぬうちに首に負担をかけています。首こりのケアをすると、全身の調子が上がっていきます。日々、首をケアする習慣をつけたいですね。
文・写真/庄司真紀
福辻鋭記 (監修), 小野晴康 (監修)『首ラク かまぼこ枕』 (学研ヒットムック)
【監修】
福辻鋭記 先生
アスカ鍼灸治療院院長。日中治療医学研究会会員、日本東方医学会会員。鍼灸、カイロプラクティック、整体などをとり入れた独自の治療法を確立。美容鍼灸のパイオニアとして、テレビや雑誌で評判を呼ぶ。著書に230万部超えのベストセラームック『寝るだけ! 骨盤枕ダイエット』(学研プラス)ほか、美容、健康に関する著書も多数。
小野晴康 先生
ソリデンテ南青山代表。理学療法士、柔道整復師。理学療法の理論と技術を駆使した独自のマッサージ法「ミオドレナージ」を考案。多くの著名人のボディメンテナンスを担当し、口コミで話題となる。現在はオリジナルのマッサージ機器の開発や後進の指導に力を入れている。著書に『ミオドレ式ワニグローブ・ダイエット』(講談社)ほか多数。