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秋の夜長に試したい、快眠方法は…? 「眠りギャラリー」の体験セミナーに行ってみた #週末よもやま
秋の夜長、あなたはスッキリ眠れていますか?
睡眠は人生の3分の1を占めるといわれ、そのよし悪しが生活の質にも影響を与えます。
今回、編集部員が良質な睡眠をとるためのヒントを探るべく、「パラマウントベッド 眠りギャラリーTOKYO」で開催された体験セミナーに参加してきました!
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経済協力開発機構(OECD)の調査では、先進国のなかで最も睡眠時間が少ない日本。厚生労働省の調査によると、1日の平均睡眠時間が「6時間未満」の人の割合は男性36.1%、女性42.1%。なかでも特に40~50代の女性の半数超が「6時間未満」との結果に。最適な睡眠時間は人それぞれかもしれませんが、寝てもスッキリしない、途中で何度も目が覚める、なかなか寝つけない…などの悩みがある人は一度、睡眠について考えてみてもよいかもしれませんね。
今回の体験セミナーでは、スムーズな入眠を促すための方法として、「マインドフルネス」を学びました。マインドフルネスは2600年も前にブッダが提唱した、集中力を高める修行のひとつ。現在は医学的・科学的研究が進み、アスリートのトレーニングや企業研修などにもとり入れられています。寝る前に行うと、四六時中、酷使している頭をクールダウンでき、スムーズな入眠に導いてくれるそうです。方法は次の3ステップ。
(1)姿勢を正してイスに座る(背すじを伸ばし、胸を軽く開く。目はあけたままにする)
(2)呼吸を意識する(呼吸をそのまま感じるだけでOK)
(3)思考や感情が浮かんだら、そのつど「考えた!」と心のなかで言って、呼吸に意識を戻す。
ポイントは、自分の所作や動作に意識を向け、思考や感情にとらわれないこと。でも、これが結構難しい。実際にやってみると、1分も経たないうちに呼吸から意識が離れ、注意散漫に…(涙)。「考えごとをしたら『考えた!』と思って、そのまますぐに呼吸に意識を戻す。それをくり返していくうちに慣れてきます」と講師の河津祐貴先生。効果を発揮するには毎日寝る前に1回(15~20分)行うのが理想ですが、最初はできる範囲で行い、少しずつ慣れて時間を長くしていってもよいそうです。とにかく習慣化することが大切とのこと。
三日坊主になりがちな私は継続できるか不安ですが、もしマインドフルネスができるようになれば、生活を快適にする最強の武器になるかも! そう思うとやる気が出てきます。まずは、ゆる~く、自分のペースでがんばってみようと思います。
そのほか、ギャラリー内に展示されている“日本発! 眠りの自動運転”ができる「アクティブスリープベッド」の寝心地も体験してみました。なんと、睡眠状態をセンサーが判断してベッドの角度を自動調整してくれる機能付き!
寝るときは呼吸がラクにできる最適な角度にベッドの背が上がり、スムーズな入眠をサポート。睡眠中は寝返りがうちやすいようフラットな状態になり、起床時刻になると再び背を上げて自然な目覚めを促してくれます。
専用アプリを使い、スマホで快適な角度を自分で設定することもできます。アンケート調査では、実際に入眠時間が短くなり、起床時は疲れがとれたという効果が確認されているそう。睡眠の質を高めるための研究や技術開発がどんどん進んでいるのだなと、あらためて実感しました。
一生のつき合いである「睡眠」。睡眠の質をもっと上げたいと思う人は、自分に合う快眠法を探す際に、ぜひ参考にしてみてください。
(編集 メロン)
週末よもやまとは…
週末夜のリラックスタイムにFYTTE編集部員がお届けするダイエット・美容・健康小ネタなどのコラムです。