人類史上、初めての緊急事態――世界的なウイルスの流行、私たちはその真っ只中にいます。
おそらく、今のこの流行はかつてのスペイン風邪のように、後世へと語り継がれていくのではないかと思います。
そこで、今回は、「今私たちにできる最善のこと」について考えていきたいと思います。
Contents 目次
あなたにとって大切なことは何ですか?
新型コロナウイルスの大流行によって、日々の暮らしや自分のあり方について考え直したり、新たな気づきがあったりした人も多いのではないでしょうか。「自分にとって本当に大切なことは何か?」ということついても、考えた人も多いと思います。
ウイルスの感染が世界中に広がっていくにつれ、個々の行動がフォーカスされ始めました。
まるで、「あなたの大切なものは何?」「後悔しない?」と問いかけられているようです。
去年なら、これはとても大げさなような気がしたかもしれません。でも今は、非常にリアルなことです。その行動によっては、ダイレクトにだれかの命を奪う可能性がある
からです。
私たちの行動には、常にふたつの選択があります。
それは、
「するか、しないか」
という選択肢です。
各々が「する」ことによって生まれることは何か。また、「しない」ことによって生まれることは何か。
今、まさに、その部分を正しく認識し、責任を持つことが求められています。
現代の私たちは、インターネットの発達によって、「しないこと」が苦手になってしまいました。
常に何かをしている毎日。ちょっとした時間があれば、スマホをいじり、歩きながらでも何かをしている有様です。
実際、1日24時間といった決まった時間のなかで、どれだけのことを「するか」ということが注目され、「しないこと」=「退屈」で、「していること」=「充実している」と様変わりしてしまっているように感じます。
やることはとてもシンプル。
命を守る行動をしましょう
今の私たちにできる最善なこと――それは、文字通り、「Stay Home(ステイホーム)」。「家にいろ!」、とてもシンプルなことです。
自宅にさえいれば感染リスクはぐんと減り、私たちが家にいるだけで、私たちの命が守られるわけです。
そのことにより感染者が減り、関わる医療従事者の命も守られます。
でも、よくよく考えてみると、家にいることで私たちの命が守られるという情報は、ずっと前からメディアをはじめ、あらゆる手段で与えられていました。
今週半ばから、いよいよゴールデンウィークが始まります。いろいろ予定を入れていた人もいることでしょう。「コロナ疲れ」によって、どこかに気分転換しに行きたいと思っている人もいるでしょう。
でも、命があってこそ、スポーツもでき、家族と過ごせ、おいしいものも食べられて、そして生活ができるのです。
このFYTTEにも、おこもり美容法やスペースをとらずにできるエクササイズ、おいしくてヘルシーなレシピなど、楽しく自宅で過ごすための情報がたくさん掲載されています。
Stay Home。
今、改めて真剣に向き合っていきませんか? 私たちの近い未来を明るくするために。