“自分の居場所”はいったいどこにあるのだろう――そんなことを考えたことはありませんか? きっかけは、あなたが実際に身を置いている場所での例えばこんなできごと。「職場に気の合わない人がいる」「何をやっても、ものごとがうまく運ばない」「人の顔色ばかりが気になってしまう」「本当はこんなんじゃないのに、私らしくなくなってしまう」…。
そんなことがあると、結果的に気持ちはどんより、人への気遣いばかりでくたびれ果てて、「ここは私のいるべき場所じゃない!」と思ってしまう。
でも、そういうとき、じつはあなた以外のだれかのせいでこの状況が起こっていると思い込んでいるときもしばしばあるのです。
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身を置く環境は自然に変わるもの?
「学び終えれば、環境は自然に変わるから」。
これは、スピリチュアルメッセージのなかで多く受け取るものです。
いったい、“環境は自然に変わっていく”とはどういうことなのでしょうか?
自分は動いていないのに、環境のほうが動いていくような感じです。
たとえば、職場にニガテだった人がいたら、その人の異動が決まる。物ごとがうまく運ばなかったのに手助けしてくれる人が突然現れて、物ごとがとんとん拍子で運んでいくようになる…。
環境を変えたいという気持ちは、じつは、あなたがただその場から逃げ出したいだけだった、ということもあります。
「え? だって、ニガテな人がいるし、自分で環境を変えちゃダメなの?」と思ってしまいますよね。それも、アリです。
ただ、「自然な流れから変化する」と「無理やり変化を加える」とでは、その後が圧倒的に違ってくるのです。
いま向き合わなくてはならない“できごと”が大なり小なりあるのが人生
前者は、新たなできごとが起こっていく…つまり、それはステップアップ的なできごとです。
後者は、自ら無理に環境を変えても、学びきれなかったできごとが再び起こってしまう。結局は、関わる人や環境が変わっても、あなたがいま学ぶ必要のあるできごとが起こってしまうのです。
ということは、逆に、どうしてもいまの環境がイヤなのであれば、「いま、私は学びきってないことはわかっているけど変えたい! その変えた場所で学びたい!」と、開き直ってしまい(笑)、学ぶ環境をこちらが選ぶという方法も可能です。
でも、その場合、ガイド(守護霊)は続けてメッセージを伝えてきます。
「いまの環境で学んだほうが、じつはムダがなく、そして近道なのだ」と。
魂の学びに期限があるわけではありません。とはいえ、私たちの命には限りがあります。
そのうえで、ベストな状況を用意しているのがガイドの役割でもあります。
いずれにしても、自分がいま向き合わなくてはならないできごとが、大なり小なりあるのが人生です。
あなたは、自ら環境を変えますか?
それとも、学び終えてから環境を変えますか?
前述のこともふまえて、いま一度、“自分の居場所”について考えてみてはいかがでしょうか。