旅と仕事が同時に叶う、ストレスフリーの働き方「ワーケーション」

皆さん、こんにちは！
新型コロナウイルスへの警戒はまだまだ続く中、多くの企業が働き方をリモートワークへ変化させています。日常の作業は自宅のパソコンで対応できるような工夫をする。会議はオンライン中心に行うなどして外出リスクを押さえながら新型コロナウイルスからの感染リスクを遠ざける働き方が求められています。
また企業側は社員の出社が減ることでオフィス規模の縮小や交通費などさまざまな経費削減も見込めます、これからの新しい生活様式の中での経済活動のあり方についてはさまざまな試みが加速していきそうです。

そういった中、今注目されているのが「ワーケーション（Workation)」です。ワーク（Work）ー働きながらー　バケーション（Vacation) ー休暇を楽しむー　という今の時代にあわせた新しい働き方です。
今回は「ワーケーションとは何か？」についてお伝えしたいと思います。

ワーケーションという言葉自体は造語ですが、そういった働き方は2000年ごろにアメリカから始まっています。それぞれの事情に応じて多様で柔軟な働き方を選択しようとする動きでアメリカでは多くの企業がとり入れています。テレワークを導入しながらセキュリティが確保されたネット環境があれば在宅だけでなく、リゾートやキャンプ場など自然に抱かれた環境の中で仕事をしたほうが生産性も上がるという考えに基づいています。

出社して朝礼して業務がスタートさせるのが当たり前の日本企業ではなかなか浸透しにくいイメージがありますが、リモートワークが当たり前になった今、自宅にこもるより安全が確保され３密のない自然豊かな環境に滞在しながら仕事と休暇を両立させようとする動きと共に注目されているんです。カップルや友人同士はもちろん、ファミリーであれば安全に仕事と家族サービスの両立が叶います。仕事が終わればそこは移動せずとも自然豊かな環境の中です。頭の中もリフレッシュされ、オフィスや自宅にこもっているより心の健康によいことは間違いなさそうですね。

リゾートと言えば島系のビーチリゾートなんでしょうが、長距離移動のリスクを考えるとやはり近場のキャンプ場がおすすめです。そしてじつはワーケーションのブームに呼応してキャンプ場が変化しています。ロッジ内に仕事ができる机を設置して電源やwifiなどを整えながら仕事ができる環境を売りにするキャンプ場が増えています。ファミリーの場合でもさまざまなプログラムを充実させて昆虫採集や水遊びをスタッフが受け持ったり、託児スペースなどのサービスを充実させたりして幅広い家族構成に対応できるサービスを提供し始めています。

先日取材に出向いたあるキャンプ施設によると、さまざまな形態でのワーケーション需要が高まっていて、企業側の問合せも日々増しているとのことでしたよ。皆さんも一度近場のキャンプ場やグランピング施設などを調べてみてはいかがでしょうか？

安全を確保しながらどう快適に生活できるのかを考え始めることも大切だと思います。在宅でずっと家にこもっているのはとてもストレスがたまりますよね。そういう意味でも今「ワーケーション」 はとてもフィットすると思います。

今回は「ワーケーション」について実際にとり入れているキャンプ場への取材を交えてご紹介いたしました。今後も安全や安心を最優先に少しでも「旅」に関わるよい情報をお伝えしたいと思います。
それではまた！