10月15日を境に、アメリカ本土からの観光客を迎え始めたハワイ。連日アメリカからの観光客は3000〜4000人を迎え、今後コロナ感染者数にどのように影響が出てくるのか見ている状況です。ロックダウン後4週間、週平均の感染者数が100名以下、また陽性率も5%以下を保っていることから10月22日にはレベル2へと進むようになり、いよいよ街も少しずつ元気を取り戻しつつあります。
そんな中、ハワイの素敵なアイテムを購入できるオンラインサイト「Myハワイモール」から、クリスマス仕様やアロハらしい、かわいいマスクが発売されました。
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「Myハワイモール」とは、ハワイのパックリム・マーケティング・グループが開発したサイトです。今年3月、同社が経営する「Myハワイの歩き方」の調査の一環でアンケートに答えてもらうことになり、当時日本ではマスクが不足していたので、「それに協力してもらった人にハワイのマスクを送ったところ、評判がすごくよかったのです」と当時の様子をCEOであるデーブ・アードマンさんが語ってくれました。その後、自転車“BIKI”に乗って、ワイキキでマスクを作ってくれる地元の会社との交渉に入り、実現したのです。
今年初めにオープンした「ハワイパラダイスデザイン」は初の実店舗で、ワイキキのモアナサーフライダー、アウトリガーワイキキホテルに面する場所にあります。ハワイアンドレスやアロハシャツに加え、エプロンなどを販売していましたが、その直後コロナ禍に陥りました。そのような状況のお店にマスクを作ってもらうことを始め、レインスプーナー、ジャムズ・ワールド、ヒロ・ハッティなどハワイの地元企業にアプローチをし、8月初め「Myハワイモール」をオープンさせました。アロハシャツで有名なレインスプーナーでは、これからやってくるクリスマスやサンタクロースをモチーフにしたマスクが人気を集めています。
このオンラインモールを始めた理由は2つあります。
ひとつは、マスクを着用することで、自分のせきやくしゃみなどによって菌を排出しない、という人を思いやることからきています。それはある意味、相手を思いやる“アロハ”でもあり、また今は毎日マスクを着用するのが当たり前というような風潮があるので、このマスクを着用してもらうことで、ハワイを思い出してもらいたいという想いがあるからです。
それと、もうひとつは、地元企業を助けたいという思い。
この2つの理由からスタートしました。
現在のところ、ハワイと日本では、以前のように毎日直行便が飛んでいるわけではないので、商品はアメリカ本土を経由して日本へ届くため、郵送に12日ほど要しているということです。マスクは軽く平たいので、郵送料はそれほどかかりません。もちろん、ハワイからの直行便が復活すればさらに時間は短くなります。
素材はコットン、レーヨンなどを使用し、使い捨てではないので、SDGsにも貢献していますし、筆者も8月に購入して2か月使い続けて洗濯もしていますが、いまだに型崩れしないのもうれしいところ。
まだまだマスクを手放せない状況ではありますが、せっかく身につけるなら、アロハな気持ちになれる、ちょっぴりテンションが上がるようなマスクをつけるのもオススメですよ。
■Myハワイモール
https://mall.hawaii-arukikata.com/
写真・文/堀内章子