皆さん、こんにちは! 先日Go Toキャンペーンを利用して北海道へ取材に行ってきました。北海道はすでに秋の気配で朝方はかなり冷え込んでいます。山間の景色も紅葉が始まりかけたところでとてもきれいでしたよ。今回は自然とのふれあいを楽しみながら仲間だけのプライベートで釧路川をただようヒーリングカヌーの魅力をご紹介していきます。
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一生物の景色に感動! 一度体験するとリピート確定のアウトドア旅とは?
今回の目的は旅といってもアウトドア旅で釧路湿原、釧路川のカヌーの体験です。コロナ禍でできる限り人混みを避けながら楽しめるアウトドア旅は安心ですよ。自然のふれあいを楽しみながら仲間だけのプライベートで釧路川をただようヒーリングカヌーの魅力をご紹介していきます。
カヌーというとレジャースポットのような安全に整備された場所ではなく、自然の中で行うアウトドアのイメージがあると思いますが、男性よりも女性に大人気とのこと。女子旅やカップル、ご夫婦の体験者がほとんどで一度体験すると季節を変えてリピートされる人が非常に多いそうです。
釧路湿原までは、各地域から国内線でたんちょう釧路空港へ、そこから釧路市内まではJR釧路駅前までシャトルバスを利用します。釧路湿原 釧路川のヒーリングカヌーを体験するにはJR塘路(とうろ)駅が集合場所になります。JR釧路駅からJR塘路駅まで釧路湿原ノロッコ号で約30分程で行けますが本数が少ないのでやはりレンタカーがおすすめです。約45分程で集合場所のJR塘路駅に到着です。
驚きなのは釧路湿原の大きさです。東京23区よりも大きくそのほとんどが湿地帯です。湿地ということで中心地の調査もしにくく手つかずな自然と、約1300種もの貴重な生き物が生息していると言われています。その湿原の中を蛇行する釧路川をカヌーで巡ることができます。生態系は釧路川中心に育まれていますので、カヌーで川を下る途中にさまざまな生き物との出会いがあります。手漕ぎの小さなカヌーで壮大で手つかずな大自然とひとつになれる時間は本当に格別なんです。
じつは釧路湿原にはたくさんのカヌー会社があります。ただ知らない人と乗り合いになったり、大きなカヌーでは細かな体験ができません。なのでおすすめはあえてプライベートチャーターができる会社を予約しましょう。僕が紹介されたのはプライベートチャーターにこだわる「ヒーリングカヌー釧路」という会社です。
オーナーであり釧路湿原を知りつくした案内人の一戸さんはこの道20年の大ベテラン。ここでしか聞けない貴重な案内が聞けますよ。また川沿いに集まる生き物は人の気配に敏感です。大人数のカヌーが出発するより早い朝の出発であればさまざまな生き物と出会えます。僕はたくさんのエゾシカや天然記念物に指定されたオジロワシと出会うことができました。
カヌーのベストシーズンは春秋と言われていますが、案内人の一戸さん曰く真冬がおすすめだそうです。現に1-2月の週末朝一はすでに予約が埋まりかけているとのこと。1-3月はタンチョウが見られるそうです。また真っ白な景色の中をすすむ景色は一生物だそうですよ。真冬は氷点下ですが釧路川は凍らないのですね。真冬が人気とは驚きでした。僕も次回は冬に挑戦します。
もちろん、釧路湿原がある道東の魅力はほかにもあります。
釧路市内はこじんまりとした街ですが、繁華街は駅前でなく「末広」という地域です。この地域ではたくさんの新鮮な海の幸をリーズナブルな予算で楽しめるお店が一杯です。釧路名物と言えば「炉端焼き」です。諸説ありますが炉端焼きは釧路が発祥の地と言われています。囲炉裏端で食材を焼いてもてなしたのが炉端焼きの始まりと言われています。末広には炉端焼きのお店がたくさんあります。いろいろ調べて試してみてはいかがでしょうか?
また、釧路市内からレンタカーで周遊なら阿寒湖(あかんこ)、屈斜路湖(くっしゃろこ)、摩周湖(ましゅうこ)を経て網走や知床まで足を伸ばすことができます。
お得な情報として10月より、GoToキャンペーンに追加してGoTo地域共通クーポン(※)がスタートしています。これは旅行代金の15%を旅行先で使える共通クーポンで付与されるものです。北海道でも使える店がどんどん増えているようなのであわせて活用してみてはいかがでしょうか?
今回は釧路湿原の大自然にふれる「ヒーリングカヌー体験」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? コロナ禍ですが気分転換は必要です。そんなときはアウトドア旅がおすすめ。参考にしてみてください。
次回も安全や安心を最優先に少しでも「旅」に関わるよい情報をお伝えしたいと思っています。
皆さんも気をつけて生活をお過ごしください。
それではまた!
*写真は本人によるもの