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900年かけて北極圏からハワイ島沖へ移動した、ミネラルたっぷりなハワイの深層海洋水からとれた塩とにがりが超使える!
今回、ハワイからご紹介するのは「シーソルト・オブ・ハワイ」の塩。ハワイ島沖の深海からくみ上げた「深層海洋水」から生まれたナチュラル・ソルトです。
この塩はなんと、900年以上前の北極圏で、強風と低温により凍った海水が氷山になり、海底に沈んだあと、約900年もの年月をかけて少しずつ海底を移動し、環太平洋の海底、つまりハワイ島沖に流れ着いたと言われているのです。
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1987年に、ハワイ島コナにあるナチュラル・エネルギー・ラボラトリー・オブ・ハワイと、ハワイ・オーシャン・サイエンス・テクノロジーが、ハワイ島沖の水深約2200フィート(約 670メートル)に海水をくみ上げる用のパイプを設置することに成功しました。その深海からくみ上げた海水を、5ミクロンのインライン・フィルターで濾(ろ)過して池に放出し、ハワイの太陽熱で3週間かけて自然に蒸発させて、塩を採取しています。それが、この「シーソルト・オブ・ハワイ」の塩なのです。
現代の環境汚染の影響をほぼ受けていない深層海洋水から生まれたナチュラル・ソルトは、マグネシウムやカリウム、カルシウム、亜鉛など、豊富なミネラルを含んでおり、塩分は食塩より約33%少ないのが特徴。
シーソルト・オブ・ハワイは、今回、この深層海洋水から作ったナチュラル・シーソルトに加え、その塩作りのプロセスで生まれる「にがり」の製造と販売を開始しました。
このにがりは、透明で塩分が強く、ナチュラルソルトと同様、現代の環境汚染の影響をほぼ受けていないこと、また、人の健康に欠かせないマグネシウムやカリウム、カルシウム、亜鉛などが豊富に含まれ、さまざまな使い方による健康効果が期待できると言われています。
にがりには、下記のように、豆腐やドリンク、スキンケアなど5つの使い方があります。
① 自家製豆腐:豆乳を加えることにより、ミネラル豊富でおいしい自家製豆腐に
② ドリンク:にがりを少量加えて、マグネシウムやカリウムなどのミネラル不足を解消
③ 料理:ご飯やから揚げなどに加えて、ジューシーで栄養豊富な料理に
④ 入浴:脂肪燃焼、肩こり、神経痛などに効果的
⑤ スキンケア:あせもなど皮膚疾患に効果的
①の自家製豆腐は、豆乳1/2カップに対して、ティースプーン1/4杯分のにがりを加えるだけで作れます。
まず、豆乳を容器に入れて電子レンジで1分10秒温めます。豆乳が熱いうちににがりを加えて、軽くかき混ぜていきます。すると、すぐに固まり始め、10分程度置いておけば完成。温かいままいただくのでもいいですし、冷やしてもおいしくいただけます。またこのにがりは、ご飯を炊くときに少量入れると、お米がふっくらとしておいしく炊き上がります。
シーソルト・オブ・ハワイの塩は、日本からもオンライン注文できます。ビンに入っているので、バブルラップでよく巻いてから、Indestuctoというダンボールに入れて送ってくれるので安心です。
また、シーソルト・オブ・ハワイでは、世界最大級の海洋保護区のひとつであるハワイ州の世界遺産、パパハナウモクアケアに売り上げの一部を寄付するなど、海を守る活動にも参加しています。
壮大なロマンがあって健康にもいいとされているシーソルト・オブ・ハワイの塩とにがり、ご興味ある方はぜひお試しくださいね!
■ウェブサイト
http://www.konaseasalt.com
https://www.seasaltsofhawaii.com
写真・文/堀内章子