コロナ禍で注目されたのがスマートでエコなライフスタイル。エコ先進国のハワイでは脱・使い捨てプラスティックの動きが本格化しています。今回は、オアフ島に次ぐネクストトレンドのハワイ島の自然に寄り添った食とビューティにフォーカス! ハワイ島を知り尽くす現地在住フォトグラファー、石川結雨子さんの著書『ハワイ島で叶える50のこと』からお伝えします。
Contents 目次
1 ヒロでいちばんおしゃれなベジカフェ
ヒロ空港近くのベジタリアンカフェは、居心地も抜群で、流行に敏感な若者が集まる店です。
「このカフェの出現によってヒロのベジタリアンをとり巻く環境が著しく向上したといっても過言ではない、いまヒロでイチオシのカフェ。料理の盛りつけや壁のイラストもセンスがよく、フォトジェニックです」(石川さん)
(写真)炭入りのバンズを使ったビッグ・ナスティ$15.95とやさしい甘さのビーツ・ラテ$6.50
VIBE ヴァイブ
750 Kanoelehua Ave., Ste. 1, Hilo
808-933-3443
7:00~20:00(日曜は9:00~15:00)
無休
www.vibehawaii.com
2 ヘルシーなヴィーガンアイス
ヘルシーなスイーツの最先端はヴィーガンジェラート。
「こちらのヴィーガンアイスクリームは動物性の食材は一切使わず、乳製品の代わりにココナツミルクを使用しています。地元でとれたフルーツのフレーバーは甘さ控えめでヘルシー」
ヘルシーなヴィーガンアイスの店
NICOCO HAWAIIAN GELATO
ニココ・ハワイアン・ジェラート
185 Kilauea Ave., Hilo
13:00~20:00
定休日 水・日曜日
nicocohawaiiangelato.com
3 自然派ストアのナチュラルフード
環境や食品ロス解消にメリットの大きい地産地消。地元の食品だけを食べる人のことを“ロカヴォア”といいます。
「ハワイ島東部のプナ地区パホアにあった人気店がヒロへと移転。ハワイ島産にとことんこだわり、野菜や果物はもちろん、肉類まで地元の生産者から直接仕入れたもののみを扱っています。生鮮食品以外にもハワイ島産の茶葉やコスメに加え、地元アーティストの作品なども。火曜と金曜に入荷される植物性食材で作られたテイクアウトメニューはヒロで人気の発酵食品専門店 “BRINE”のもの」
THE LOCAVORE STORE
ザ・ロカヴォア・ストア
60 Kamehameha Ave., Hilo
808-965-2372
9:00~18:00(土曜は ~17:00、日曜は10:00~16:00)
無休
www.bigislandlocavorestore.com
4 ハワイのパワーを秘めた花々
ハワイの花々からつくられるフラワーエッセンス。
「ボルケーノ地区に多く自生するレフアや、ハワイ島のものは高級品として知られるパパイアなど、ハワイ島に咲く花でエッセンスを作ったのは、プナ在中のメリアさん。薬草学やセルフケア法のホ・オポノポノを学び、手摘みした花を使ってていねいに作られています」
自然派ストアのアイランド・ナチュラルズでも手に入ります。
Hawaiian Rainforest Naturals
ハワイアン・レインフォレスト・ナチュラルズ
https://hawaiianrainforestnaturals.com/
5 人気のオーガニックチョコ
お土産の定番チョコレートもエコフレンドリーをチョイス!
ハワイにはたくさんのカカオ農園があり、その数だけ個性豊かなチョコレートに出合えるのです。
「ハワイアン・クラウン・プランテーション&チョコレート・ファクトリーは、ノースヒロの直営農園でとれたカカオを使い、店内で作る100%オーガニック&ヒロ産のチョコレート。月・水・金曜に開催されている日本語での農園ツアー($20)も人気です」
※11/9現在、ツアーは水曜日のみ&日本語ツアーは休止中。
(写真)左から、カカオ90%のダーク$7.50、70%ダーク$7.25、 動物性食品不使用のヴィーガン・チョコ$8
HAWAIIAN CROWN PLANTATION &
CHOCOLATE FACTORY
160 Kilauea Ave., Hilo
808-319-6158
8:30~17:00(月曜は10:00~16:00)
定休日 日曜
hawaiiancrown.com
ナチュラルフードもおしゃれで写真映えするものばかりですね。
身近なところからエコライフを楽しめそうです。
※掲載のデータは2019年10月〜2020年1月現在のものになります。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
文/庄司真紀
参考書籍