春は引っ越しの機会があったり、そうでない人も、陽ざしが明るくなると共にお部屋の模様替えをしたくなったりしますよね。新しい家具やカーテンを買う前に、ぜひ知っておいていただきたいのは、お部屋の色とあなたのオーラの関係です。
今日は、お部屋のインテリアカラーで魅力的な女性に近づけるお話です。
Contents 目次
なりたい女性に近づくためのお部屋づくりテクニック
あなたの暮らすお部屋の色は、あなたの深層心理にじわじわっと影響を与え、あなたはインテリアカラーを保護色として身につけている! ということを知っていますか?
「保護色」とは、動物や虫たちが周りの環境に自分を溶け込ませ、危険から身を守るために身につける色のことです。
たとえば野山に生きるリスなどの小動物は木の幹や土の色である茶褐色をしていますし、虫たちは草の色である緑色をしているものが多いですね。生き物は背景に溶け込んだほうが生き残る確率が高くなるために、自然と保護色を獲得していったと考えられています。
実は人間もまったく同じです。人は自分が住む国、街、家と同化しようとする生き物なのです。青い海や緑に囲まれた場所で暮らしていれば、自然と明るくのびのびとした雰囲気を身につけていきますし、ファッションもゆったりし、色はナチュラルカラーや鮮やかな花のような色を選びたくなりますよね。逆にコンクリートとアスファルトに覆われた不夜城の都会に暮らし続けていると、緊張感のある雰囲気を身につけ、ファッションもシャープなスタイル、色はモノトーンが多くなったりします。これは私たちが知らず知らずに自分を守ろうとする心の働きなのです。
環境の中でも、特に毎日見て触れている部屋の色は、私たちの雰囲気にとても大きな影響を与えています。目が覚めたとき最初に見る色も、眠りに入る前に最後に見る色も部屋の色なのですから、私たちがその色に同化し、雰囲気(オーラカラー)として身にまとうのも不思議ではありません。世間では部屋を片づけたり、不要な物を捨てるお片づけのメソッドが流行していますが、たしかに片づかない部屋=色の氾濫や混乱を意味しますので、ぜひそんなスキルも活用してすっきりさせたいものですね。
あなたの望むオーラを身につけるために気にしてほしい部屋の色は大きく2種類に分けられます。
1つはベースカラー、2つ目はアクセントカラーです。
ベースカラーは壁や床、大きな家具といった部屋の大部分を占める色。
アクセントカラーはクッションやカーテン、絵や小さな家具の色などの文字通りアクセントになる色です。
ベースカラーは、日本のほとんどのお部屋では白やブラウン、ベージュ(和室)ですが、ラグを敷くだけで印象は大きくかわります。窓が大きい部屋ならカーテンの色に使ってみるのもよいでしょう。アクセントカラーはその部屋の雰囲気を決めるポイントになります。素材も参考にしながらインテリアの雰囲気に合わせて色を選んでくださいね。
やさしい自然体が魅力のオーラを身につけるインテリアカラー
・ベースカラー:明るい木目、アイボリー、ベージュ
・アクセントカラー:イエロー、観葉植物のグリーン
素材は木、布や石など天然の物を中心に、ナチュラルテイストのインテリアにします。
手触りのよさ、居心地のよさがキーワードです。
流行の北欧風家具がよく似合います。
ナチュラルなカフェのインテリアコーデが参考になりますよ。
エレガントな大人女性のオーラを放つインテリアカラー
・ベースカラー:白、グレイ、ブラウン
・アクセントカラー:バイオレット、マゼンタ
素材は高級感とツヤ感が決め手です。
シンプルで上品なインテリアを目指しましょう。
あまりかわいらしくなりすぎたり、逆に冷たくならないように気をつけて。
明るくみんなに好かれる陽のオーラを放つインテリアカラー
・ベースカラー:アイボリー、白、ライトグレー
・アクセントカラー:オレンジ、レッド,ピンクなど暖色を多色使い
素材はプラスチック素材や合板、100円ショップなどで購入できる気軽な物でOK。
友人を呼んでワイワイ家飲みしたくなるようなカジュアルな雰囲気を目指しましょう。
感性の豊かさと知性を感じさせるオーラを出すインテリアカラー
・ベースカラー:白、グレイ、ペールブルー
・アクセントカラー:ブルー、シルバー、黒
素材は皮革やガラス、スティールといったクールな物を選びます。
自然素材を組み合わせて無機質にならない工夫を。
ごてごて飾りたてず、オブジェを一つ置いてみたり、壁に絵や写真を飾るなど、生活感を感じさせないシンプルなコーディネートがポイントです。
あなただけの素敵な”保護色”をみつけて、魅力的なオーラを身につけてくださいね!
Good luck!