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「PIRIKA」を使えばゴミがお宝に?! たくさんの“ありがとう”に意外なほど癒された件について#Omezaトーク
ウォーキングや買いもの、駅までの道……さまざまな場所でゴミを見かけることはありませんか? 目には入るけれど、なかなか“拾う”という行為まで結びつくことがなかった私。前々から気になっていた「PIRIKA」というアプリを使ってみたら、ゴミを拾うことに抵抗がなくなったばかりか、なんだか楽しくさえ思えてきました。どんなアプリかというと……。
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週末に、大きめの公園に出かけ、子どもたちを遊ばせていたときのこと。お天気もよく、若葉が生い茂り、気持ちよく過ごしていたのですが、遠足などにもよく使われるのか、茂みの中に小さなお菓子の包み紙が。ここは川沿いの公園。この包み紙が川に流されれば、海洋プラスチック問題に直結しますよね。そうでなくても、本来、ゴミが落ちていたら、拾うべきもの。だけど、たいてい拾わずに見て見ぬふりをしてきた私。うーむ。このままでいいのだろうか。
ここはいっちょ、拾わねばならないよね。そして、今こそ、前から気になっていた「PIRIKA」を試すべきときが来たのでは? アイヌ語で“美しい”という意味の名前をもつ、このアプリは日本で生まれ、いまや世界108か国で使われているゴミ拾いアプリ。使い方はカンタンで、ゴミの写真を撮り、投稿するだけ。そうしたら、全国のピリカ仲間から“ありがとう”が届くのです。
とはいっても…。
私はSNSを使った発信をほとんど行わず、こうした類のコミュニケーションには、コンプレックスさえ抱いています。投稿したものの、なんの反応もなかったら、なんだかへこんじゃうなー。
と、思いつつ、投稿。
すると、そこはさすが! すぐに3つの“ありがとう”が届きました。その瞬間、ゴミを拾うことに対する恥ずかしさや、人目を気にする気持ちが、なぜか消滅。そしてゴミを拾おうという目であたりを見回すと、まあ落ちているわ落ちているわ、狭い範囲の中でずいぶんとゴミを発見しました。私が楽しそうに拾っていたのか、結局、遊んでいた子どもたちまでお宝探し感覚でゴミを拾い始めることに。
「初ピリカのありがとうが嬉しくて、ゴミ拾いを続けたら、けっこうな収穫が…」と再び投稿し、その後、心温まる交流を楽しんだのでした。
それからもときどき、ふとピリカを立ち上げ、朝早い時間にピリカする人、ピリカしながら美しい景色とともに投稿している人などからの、さまざまなメッセージを受け取っています。こんな形のゆるいつながりなら私も入れそう。
「自分、いいことしてまーす」と、わざわざ投稿するなんて、という抵抗がある人(私がそうでした)、ぜひ試してみてください。見知らぬ人に背中を押してもらえるありがたさや、ゴミを拾ってくれている人への感謝の気持ちが感じられる、不思議なアプリです。(編集まりりん)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。