家や外で音楽を聞いたり動画を見たり、自宅でエクササイズをするときにも便利なイヤホン。テクニクスの音響技術を搭載し、快適な通話音声処理技術と業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現した、完全ワイヤレスイヤホン2モデルが、2021年秋(10月15日を予定)にパナソニックから発売されます。性能もさることながら、見た目もかなりスタイリッシュ! いち早く体験してきましたので、今回はその魅力をご紹介します。
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どっちがお好み? 2モデルの違いはココにあり!
今回発売される2モデルのうち、ひとつはハイレゾ音質を再現した、臨場感あふれるリアルな高音質が特徴の高機能モデル「EAH‐AZ60」。深みと力強さを兼ね備えたリアルな音が体感できるので、音にこだわりがある人にとくにおすすめです。
7種のイヤーピースがあるというところも注目! 筆者の場合は耳が小さいほうなので、なかなか耳にフィットするイヤーピースがないのですが、これだけ種類があるので小さいサイズもばっちり。しかも、ただ小さいだけでなく高低差をつけられるものもあるんです。そのため、今回はしっかりと自分の耳にフィットするイヤーピースを選ぶことができました。
もうひとつは、高品質で音楽、通話が楽しめるスタンダードモデルの「EAH‐AZ40」です。コンパクトながらきわ立つ上質感があり、思わず飛びつきたくなるようなおしゃれなビジュアル、そしてローズゴールドカラーがあるのが特徴。
イヤーピースは、「EAH‐AZ60」ほど種類はありませんが、十分にサイズがそろっています。
また、どちらもイヤーピースの周辺と中心部でシリコンの硬度を変えているので、フィット感だけでなく遮音性も抜群! 長時間つけていても痛くならないところもうれしいです。小型なのに自然で厚みのある高品質な音が体感できるので、女性におすすめです。
リアルに使える、誰もがほしい機能がフル搭載
電気製品を使うとき、すばらしい機能がついていても実際にはなかなか使いこなせなかったり、「あったら便利だけどなくても困らない…」で終わってしまった経験ってありませんか?
今回体験した完全ワイヤレスイヤホンはとにかく使いやすく、すばらしい機能を使わずに終わるということもなければ、「そうそう、こういうのほしかったんだよねー」と思わせる機能がフルに搭載されているんです。
その機能のひとつが、独自の音性処理技術「justMyVoice」テクノロジー。
主に3つの特徴があり、ひとつは音とそれ以外の音を区別してノイズを低減してくれる「ビームフォーミング技術」。ふたつめは、自分の声がどれなのか、どの方向から聞こえてくるのか、ノイズなのか音なのかを検知したり、話し声か別の音なのかを検知する、「音声解析技術」。3つめは、2つのマイクに入ってくる音のなかから、風切り音を検知し低減したり、風そのものの入り込みを低減する「風きり音対策技術」。
これらの機能のおかげで、周囲の音を徹底的にカットし、自分の声だけをクリアに相手に届けることができるのです。エクササイズのオンラインレッスンを受けるときでも、仕事でオンライン会議をする際にも、快適にコミュニケーションがとれますね。
専用アプリといっしょに使うことで、さまざまな機能のカスタマイズも可能。また、紛失したイヤホンを捜索できる機能もあります。実際に使ってみて、かなり詳細に場所を教えてくれたのでいざというときに心強いです。イヤホンをお探しの人は、ぜひ一度店頭でチェックしてみてくださいね。
【取材】Technics
https://jp.technics.com/
取材・文/高田空人衣