私は左ききです。今年初めて「左ききの手帳」を使いました。以前もコラムでご紹介したのですが、手帳の開きは右からだし、日付も右側に寄せて書いてある…と、通常販売されている右きき用の手帳とは鏡映しのように逆さま仕様です。はじめはその、慣れない自然さに「おおっ!」と感動していたのですが、そのうちに、そんな感動も当たり前のものとなり、「来年の手帳は右ききの手帳も候補に入れようかな」と文具店に足を運んだところ、右きき用の手帳の“不自然さ”に今度はクラクラ…(笑)。結局、来年も「左ききの手帳」を使うことに決めました。
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今年の手帳からバージョンアップしたポイント3つ
基本的には、左ききの人が使いやすい仕様になっています。それは今年も来年も一緒。
でも、下の写真を見てください、しおりが長くなっています! じつはこのしおりの長さは、「もう少し長いといいなあ」と思っていた点のひとつでした。改善されています。これがポイント1。
また、左側のフリースペースが、無地からマス目に。これは好みが分かれそう。
次のポイントは最後のページ。記名スペースができました!
3番目のポイントは、年間スケジュールと週間スケジュールが、それぞれ翌年3月までの15か月分になったことです。なんと大盤振る舞い!
たしかに、手帳を1月から交換する場合でも、翌年のスケジュールは書き込んでおきたいものですよね。………助かります。そのほか、手帳最後のフリーページがマス目と無地の2種類になった、ページの開き具合が今年のものより180°パカッと開くようになったなど、ありがたい進化を遂げています。
じつは今回は、手帳と一緒に左きき用の万年筆も購入してみました。Schneider(シュナイダー) 万年筆「Base」の左手用です。
万年筆を買うのは20代以来です。デジタルな時代にあっても手書きは好きなのでほしかったのですが、左ききだと圧のかけ方が右ききの人と違うのか、途中で突然書けなくなることが多く、あきらめていました。
万年筆はボールペンに比べてインクの乾きが若干遅く、また、ふだん使っている0.5mmのボールペンより線がやや太いので、手帳向きではないかもしれません。が、万年筆の書き心地はまろやかで、やっぱり特別! 線にインクの濃淡が出るのを見るのも気持ちがよく、心が穏やかになる感じがします。この万年筆は、長く使えるのだろうか…。ちょっとドキドキしますが、もし“不便でも仕方がないか”と思っている左ききさんがいたら、「手帳も万年筆も、ぜひ試してみてー!」と言いたいです(笑)
今回ご紹介した左きき用の文具は、「左ききの道具店」というECサイトから購入することができます。(編集 まりりん)
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