ここ数年、旅といえば日帰りや1泊などのショートトリップで、国内の知らなかった魅力を再発見した人も多いのではないでしょうか。“日本でいちばん夕日のキレイな商店街”と言われている栃木県 那須那珂川町 馬頭の商店街は、ノスタルジックな雰囲気が漂う近年大注目のおでかけスポット。今回はそんな商店街で毎年行われている光のアートのイベントと、日本の東エリアで唯一の有形文化財をリノベーションしたホテル「飯塚邸」の魅力をレポートします。※都道府県をまたぐ移動の際には、お住まいの地域の新型コロナウイルスにおけるガイドラインや緊急事態措置、感染状況へのご注意とご配慮をお願いします。
Contents 目次
幻想的な世界へ…商店街を“おとぎの国”へと彩る光のアート
今年も光のアートのオープンイベントが1月9日に開催(※ライトアップは2月6日まで)。
毎日夕暮れから20時までの間、歩道に行灯やちょうちん、和傘などを使用した光のアートがライトアップされ“おとぎの国”へと変わる商店街。この貴重な時間を逃すまいと、毎年訪れる熱狂的なファンもいるほど、人々を魅了する空間なんです。
100個のランタンが打ち上げられ、花火と共に夜空が美しく飾られました。
せっかくなら、イベントだけでなくこの町で過ごす時間を思いきり堪能したい! そこで今回ご紹介するのが、光に彩られたこの商店街のちょうど中心地にある、超話題の古民家ホテル「飯塚邸」です。
有形文化財をリノベーション! 最新設備で超快適
日本の東エリアで唯一の有形文化財をリノベーションしたホテル「飯塚邸」は、200年の歴史や生活の息吹を肌で感じることができる、癒やしのホテル。
部屋のなかからは、キレイに手入れされた美しい庭を眺めることができます。趣きのある装飾が随所に見られるなか、トイレやキッチン、バスルームなどは最新の設備が備えられていてアメニティも大充実! 非常に快適に過ごせる空間です。
お部屋はいくつかありますが、今回ご紹介するのは商店街に面した最大5名まで泊まれる「新宅B」というお部屋。美しい縁側と日本庭園が見え、光のアートもお部屋からちらりと見える、最高のロケーションを誇ります。
日本の伝統的家屋の象徴である書院造りをそのまま感じられるベッドルームには、シモンズ社製ベッドがあり、その奥にはスタイリッシュで機能的な最新のバスルームと洗面台が備えつけられています。大画面のテレビはネットフリックスも見られて、Wi-Fiもあるため、おこもりステイにも、リモートワークにも最高の環境です。
また、空調設備が万全のためいつ訪れても快適! 雪がちらつく真冬でも、とても暖かな室内には居心地のよさを感じずにはいられません。IHや食洗器つきのシステムキッチンや食器類、大型の冷蔵庫や最新の洗濯乾燥機もあるので、暮らすように過ごすことができます。
かわいい!おいしい!が詰まった女心がときめくサービス
冷蔵庫を開けると、そこにはうれしいサービスが。
那須地方限定の牛乳や女体山の霊水といったレアなドリンクが用意されていて、グラスも冷やしてくれているという心遣いも。うれしいですね。
さらに、那珂川町ウェルカムプレートとして「小林さんちのわさび菜・大根・アイスプラント」「大森さんちのきゅうり・人参」「磯野さんちのいちご」「大子町のりんご」といった、地元のフレッシュな野菜、果物が用意されているんです。これには本当に感動! まさにここでしか体験できないサービスではないでしょうか。
ほかにもかわいい浴衣が用意されていたり、地元の有名お茶菓子をいただけるなどのスペシャルなサービスが提供されています。食事はというと、地元のレストランが「飯塚邸」の宿泊者用に特別メニューで用意してくれるという、なんとも至れり尽くせりのサービスが。
ぜひ宿泊された際には、極上の時間を過ごしてみてください。
※都道府県をまたぐ移動の際には、お住まいの地域の新型コロナウイルスにおけるガイドラインや緊急事態措置、感染状況へのご注意とご配慮をお願いします。
【取材】
那珂川 光のイベント(無料往復送迎バスあり)
http://www.ohtawaragt.co.jp/hikarinoevent/
飯塚邸
http://iizukatei.ohtawaragt.co.jp/
取材・文/高田空人衣