プラスチックはもちろん、木、竹、アルミなど、お弁当箱にもいろいろな素材がありますよね。家に40年以上前のアルミのお弁当箱があって、まだ使えることから、そうだ、アルミ製のお弁当箱を使ってみようと思い立ちました。
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お弁当箱といえば…。去年のことです。このコラムでもご紹介したのですが、子ども用のものを新調するときに、思い切って素敵な木のお弁当箱を購入しました。
今も愛用しています。愛用していることには変わりないのですが、じつは………ひとつ、ダメにしてしまいました。
朝早くお弁当箱をもって行き、夜遅くに洗う。木は湿度が高いとなかなか乾き切らず、翌日になり、またお弁当をつめる。子どもに洗わせたから、洗う時間が遅くなったのかな、湿度の高い海風のせいかな、おかずを入れるときにフードケースを使えばよかったのに。などなど、後悔は尽きませんが、とにかくひとつ(二段弁当の一段分)をカビさせてしまいました。ああ、言ってしまった。
そこで思い出したのが、私が幼稚園のときに使っていたアルミ製のお弁当箱です。いまだに家で使っているのですから、かなりのもちのよさですよね。ところで、子ども用のアルミのお弁当箱はよく見かけるのに、大人用のアルミのお弁当箱はあまり見かけません。見かけてもあまりにそっけないデザインで、いまいち使う気になれず。液もれも気になるところ。
と、思っていたのですが、先日ちょっといいものを見つけました。「アルミふわっとタイトランチボックス」。容量850mlで高校生の子どものお弁当箱として十分な大きさ。しかもその名の通り、なかなかタイトなので包みやすく、しまいやすいのです。
タイトな理由は、お弁当箱の深さが深めなことと、アルミニウムという素材の薄さにあると思います。箱のわきにしっかりした止め具がついている安心感も悪くないです。
止め具は上から下に開けるタイプ。黒い部分はシリコン製です。
子どものお弁当は、前の日のおかずのアレンジから冷凍食品の多用まで、あらゆる手を使って時短を心がけているものの、盲点になるのが、ご飯やおかずを冷ましてからつめるというひと手間。
アルミのすばらしさは、熱伝導のよさにあります。まだ温かいおかずの入ったお弁当箱の下に氷枕を敷いて冷まします(熱いご飯をそのままよそってしまうと、お弁当箱もとても熱くなるので、要注意!)。
いつかこのお弁当箱を見て懐かしくなる日が来るに違いない。アルミのお弁当箱にお昼ご飯をつめて、のんびり食べている40年後の自分を想像すると、ちょっと笑ってしまいます。まだ買ったばかりなのに、気が早いなあ。
(編集 まりりん)
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