気温が高くかなり暑い今年の夏も、コロナ禍生活が続いています。電気代は値上がりしているのに自宅で過ごす時間は減らず、節約したい気持ちは高まる一方ではないでしょうか。でも、ただ節約に励むだけでは虚しくなるし、せっかくなら豊かに楽しく励みたい。そして節約による成果も上げたいですよね。そこで今回は、省エネにとり組みながら、暮らしを豊かに、おうち空間をより楽しく幸せなものにしてくれる方法を、2人のプロに伺いました。
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色で豊かに、松本さんのおうち時間活用術
パナソニックの発表会にて、最初にお話を伺ったのは、人を動かす「色」を探求するカラーとイメージのエキスパート 松本英恵さんです。
松本さんのおすすめは、光の色を使い分けること。生活にメリハリをつけて心身のオンとオフのスイッチを切り替えるという方法です。具体的には、照明の色を意識して使い分けます。
例えば、読書や仕事の時は白っぽい光の放つ照明の下で過ごし、食事のときやおやつを食べたいとき、くつろぎたいときには、オレンジの光を放つ照明の下で過ごします。
もともと人の集中力は、50分程度しか続かないため、集中したいときには白っぽい光を放つ照明、緊張感をなくしたいときには、オレンジの光を放つ照明の下で意識的に過ごすことで、自然とメリハリがつくのだといいます。
家というくつろぎの空間のなかで在宅ワークをされている人は、なかなかオンオフの切り替えがむずかしいものです。それがストレスになっている人も多いため、手軽な方法として照明の色を使い分けることはとてもおすすめです。
マインドフルネスで豊かに、吉田さんのおうち時間活用術
次にお話を伺ったのは、2009年よりマインドフルネスを指導する、吉田昌生さんです。
“マインドフルネス”とは、気づきや自覚のこと。“脳の筋トレ”ともいわれています。
吉田さん自身、16年前にメンタルに不調を感じたときに瞑想に出会ったそう。心と呼吸を整えることで感情が整い、脳を沈静化させたことで心がおだやかになってイライラが減り、心身が健康になったのだそうです。
ですが、日々いろいろな思考を巡らせている生活下の中で、意識的に瞑想をする、つまりマインドフルネスを行うことは、なかなかむずかしいですよね。ましてや、1日のなかでいろいろなことを行う自宅なら、なおさら切り替えがむずかしいと思います。
そこでおすすめなのが、明かり空間の習慣づけ。
もともと自然光は、1日において変化していくものですよね。朝の日光は白くまぶしく、夕暮れはオレンジでどことなく温かい。朝の日光下では自然と心身のスイッチはオンになるし、反対に日が暮れるにつれて自然とオフへと向かっていくもの。そのために意識したいのが、体がなじむ、自然の流れに沿った明かり空間の習慣づけ。例えば、瞑想したいときにはリラックス効果が高いオレンジ系の照明にすることで、自然と心身がオフモードへと切り替えられます。
暮らしが変わる、省エネ照明
おふたりの提案にある豊かな暮らしにも役立ち、省エネにもなる照明といえば、LEDシーリングライト。みなさん、LEDが省エネにつながるのは知っているけど、LED電球の使用にいたっていないご家庭は多いのではないでしょうか。じつは白熱電球からLED電球に切り替えると、消費電力は約86%もダウン! 蛍光灯器具からLEDシーリングライトに切り替えると、消費電力は約58%もダウンするんですよ。ものすごい省エネ力ではありませんか?
しかも意外と知られていないのが、家庭における機器別エネルギー消費量の第2位が、照明なのです。つまり、照明を省エネ力に高いLEDに切り替えるだけで、電気代カットが期待できます。
2022年9月1日発売のパルックLEDシーリングライト「ライフコンディショニングシリーズ」(左側:スタンダードタイプ、右側:パネルタイプ)は、松本さんおすすめの照明の色を自動で変えられたり、吉田さんがおすすめする、マインドフルネス瞑想をサポートするモードがあったりと、省エネしながら暮らしを豊かにしてくれるアイテムです。
照明ってなかなか買い替えに至らないものですが、こんなに省エネになるなら、早めに変えたくなりますよね。しかもオシャレで機能的! 暮らしのQOLアップに、ぜひお役立てくださいね。
【取材】Panasonic
パルックLEDシーリングライト「ライフコンディショニングシリーズ」
取材・文/高田空人衣