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考えられるうちに、動けるうちに。100均で買える「もしもノート」に自分自身の情報を記入してみた #Omezaトーク
いつ来るかわからない“もしも”のときのために。自分にとっては当たり前だけれど、周囲が知らない私自身のことを整理しておきたいと思い、ダイソーに売っていた「もしもノート」シリーズの「じぶんノート」を買いました。
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気づくと両親も高齢になり、子どもとしてさまざまな手続きを行うことも多い今日この頃。施設ひとつ入るにしても、両親の財産状況を知らねば探しようがなく、両親が家を出るにあたっては、実家でとっているサブスク(新聞やお水の定期便)を止めねばならず…と、ひとつひとつの段階で、つまずいては両親にヒヤリングする状況です。私に何かがあったとき、子どもたちも同じ思いをするのかと思うと、今のうちからできるだけ整理しておきたいもの。
とはいえ、何から手をつけたらよいのやら…と思っているところで見つけたのが、「じぶんノート」でした。
このノートはダイソーの「もしもノート」というシリーズのひとつで、もしものときのために、自分自身のいろいろな情報を書きとめておくものです。基本情報を記入するプロフィール、移住先を記入するマイ・ヒストリー、1週間のルーティンやお気に入りリストのほか、ライフラインやクレジットカード、かかりつけの病院リストや葬儀の希望について書くページもあります。
実際に書いてみると、書くのをためらわれる項目もありました。たとえば、自分に何かあったときに連絡する連絡先として友人の名前を書きたくても「迷惑だと思われないかな…」と思ったり、葬儀について希望があっても「実際にとり行うのは残された者なのだから、任せたほうがよいのかな」と思ったり。
また、「かかりつけの病院」がほとんどないことには焦りを感じましたし、ふだん使っている銀行口座は、ノートに用意された欄では足りず「もっと整理して少なくしよう」と思いました。パソコンのメーカーは? アプリなどのアイパスは? 不使用のクレジットカードはないかな? すぐには答えられない未整理の事柄も次々と出てきました。
もしものための自分ノートを本格的に作ろうと思えば、このサイズでは書き切れないかもしれません。けれどもまずはこのノートを見ることで「自分の“もしも”に備えて、こういう項目を他人と共有しておくことが必要なんだ」ということがわかりますし、実際に記入していくことで、今やっておくべきことや考えておくべきことについて、発見がたくさんありました。いやはや…、自分について、想像以上に整理できていないものですね(汗)。
そのようなわけで、自分自身の整理整頓を簡単なところからとり組んでみたい方にはぴったりだと思います! 大そうじの時期に入る前に、さくっといかがでしょうか。 (編集まりりん)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。