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左利きさんに朗報! 薄い紙も段ボールもビニールもサクサク切れる、“利き手を問わず”に使えるハサミ #Omezaトーク
ケーキ用のフォーク、ワイシャツのポケット、駅の改札。左利きさんがモヤモヤするものはいろいろあるけれど、なかでも不便なのが「ハサミ」なのではないでしょうか。今回は、右手でも左手でもサクサク切れるハサミ、「サクサ」をご紹介します。
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私は左利きです。右利き用に作られたカトラリーや洋服の胸ポケットなど、たいていのことは「ちょっと不便だな」で済ませてしまうのですが、こと「ハサミ」はそういうわけにもいきません。右利き用のハサミは、左手ではうまく切れないからです。
今回ご紹介するコクヨのハサミ「SAXA(サクサ)」は “利き手を問わず”使えるハサミです。しかもパッケージには「厚いものから薄いものまで切りやすい」とあります。ハンドルに対して刃を傾けて設計する「傾斜インサート」を採用することで、この2つの使いやすさが実現したそうです。
じつは私は、ハサミだけは右手でも使えます。左手に比べて使いづらくはあるのですが、キッチンバサミや裁ちばさみなど、多くのハサミを右手で使ってきました。そんなわけで、こちらのハサミの使い心地を両手で試してみたいと思います。
切っているのは、薄手のビニール。ただでさえ薄いものは刃に巻き込まれて切りにくいことがよくありますが、すいすい切れます。右手でも左手でも違和感なく切れるところがすばらしいです!
そのほか、ペーパーナプキンのような薄い紙や、段ボールも切ってみました。右手はもちろん、左手でもストレスなく切れます。右利きの家族にも、左利きの家族(右利き用のハサミが使えない)にも試してもらいました。皆、一様に「おおー」と感動していました。小学生の子ども(右利き)だけは、まだ手が小さく、ハサミが大きいようでした。ひとつのハサミを使い回すことができると、物がごちゃごちゃ増えずに済みますし、気持ちもスッキリするものですね!
左利きを矯正する時代ではなくなったとはいえ、まだまだ左利きは少数派です。不便さに慣れるのも社会的な能力のひとつだとは思いますが、ガマンしないで済む快適さを知ることは、単に便利さを求めることとは違い、自分が自然のままでいるための大切な要素のひとつだと感じます。
私が何年も愛用している左利き用の手帳、左利き用の万年筆、左右どちらからでも長さが測れる物差しに、今回、利き手を問わずに使えるハサミが加わって、また私の頭をスッキリさせてくれる仲間が増えました。右利きの方はもちろん、左利きの方や家族が左利きの方に、ぜひ試していただけたらなと思っています!(編集まりりん)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。