2018年5月、箱根・強羅にオープンしたばかりの『ビオテラスオルガニカ箱根』は、健康や環境に配慮した、エシカルライフな滞在ができる注目のスポット!
そんな注目のスポットで、先日、断食療法で有名な山村塾の塾長『山村慎一郎』氏による、2泊3日の断食療法プログラムが開催されました。
通常断食といえば、最低でも1週間かけて行うものですが、山村氏による断食療法は3日やれば十分結果は出るということで、誰でも気軽に挑戦できるのです。
そこで今回は、断食をやってみたいと思いつつ、まだやったことがない方は特に必見!
体も心もデトックスできる『ビオテラスオルガニカ箱根』で行う3日間の断食ステイについて、ご紹介します。
Contents 目次
心身共に癒される空間でデトックス
断食に入った途端、すぐに体に変化を感じる方が多々いらっしゃいました。当然心にも。
ビオテラスオルガニカ箱根では、不安定な心と体を癒すのにふさしい滞在を約束してくれる、静かで快適なお部屋が準備されています。さらに24時間いつでも入ることができる上質な源泉かけ流しの温泉のおかげで、滞在中ゆったりと静かな時間を過ごせるようになっているのです。
山村氏による断食療法『望診』って?
3日間の断食ステイは、山村氏による断食療法『望診法』に沿って行われます。
この『望診』とは、中国医学の診断法のひとつ。
体や顔に表れているさまざまな症状を観察し、健康状態を診断したうえで、それぞれ症状の意味を理解し食べ過ぎたものを排出する方法を知り、美しさと健康を根本から保つ方法なのです。
滞在初日から、参加者全員を山村氏が望診チェック。
眼球や、足のほくろ、その他至近距離でないとわからないくらいの小さなシミに至るまで、山村氏がひとつひとつの症状から原因を説いてくれます。
断食療法初日
山村氏による講義は、初日から行われます。
内容はというと、自らの望診チェックの結果を当てはめながら、どういった食べ物が、どの内臓に影響を与えるのか。
特に腸内環境の重要性について、山村氏の講義ではあらゆる方向性から、初心者でもわかりやすく説いてくれます。
山村氏による断食療法の間は、絶食ではありません。
講義終盤には最初の食事。小ぶりな玄米のおむすびと梅干し、たくあん、みそ汁が提供されます。
玄米はひと口を最低30回はかみ、すべてゆっくりと時間をかけて食べます。
ちなみに梅干しは、酸っぱいと感じるものが、腸内環境をよくしてくれるのだそうですよ。
温泉に入る前には、デトックス効果が高まる甘酒をベースにした玄米入りの特製ドリンクをいただきます。
そのままでもおいしいのですが、白湯を混ぜるとより飲みやすく!
18時に夕食が提供されてから、翌日8時までは何も食べない状態で、初日の断食ステイは終了します。
次回は、朝食の内容からお届けします。
【取材協力】
※『Bioterrace ORGANiCA HAKONE』
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1322-36
電話番号:0460-87-0610
アクセス:箱根登山鉄道 早雲山駅から徒歩約10分
※ 山村慎一郎…1999年、アメリカのクシインスティチュートで本格的に望診法に出合いKushiInstitute MCT 修了。帰国後、望診法をベースにした食事指導や、望診法の講座を始める。2008年に株式会社ゴーシュ研究所を設立。現在、全国の望診法講座で講師として活躍し、食事療法や半断食合宿の指導なども行っている。
写真・文/高田空人衣