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年末年始の防犯対策に必読! プロが語る「防犯対策2025」とパナソニックの“攻める防犯”最新アイテム

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防犯対策2025

防犯意識がますます重要になる今、パナソニックが最新の犯罪動向と対策をテーマにした「防犯対策2025」ラウンドテーブルを開催! イベントには、元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課で数多くの捜査に携わってきた佐々木成三さん(パナソニック防犯アドバイザー)が登壇し、在宅時の侵入やマンションの共連れ、巧妙化する特殊詐欺など、私たちの身近に潜むリスクと、今日からできる“自分で自分を守る”防犯術が語られました。さっそく当日の模様をレポートします!

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

深刻化する日本の犯罪事情。特殊詐欺は「誰でも狙われる時代」に

防犯対策2025

日本で起きている犯罪の傾向は、ここ数年で大きく変化しています。特殊詐欺の被害額は2025年度上半期だけで約600億円。前年同時期の約2.6倍にも増えているという驚きのデータが紹介されました。とくに、12月は被害が急増しやすい時期で、年末年始の現金需要や日没の早さが影響していると言います。

そして、驚くべきは被害者の中心が高齢者だけのものではなくなっているということ…。令和7年上半期のデータでは、被害者に占める高齢者の割合が全体の52%まで減少し、これは、高齢者の被害が減ったのではなく、手口が巧妙化し、中高年や若い世代の被害が大幅に増えているとのこと。

警察のアンケートによると、被害者の8割が「自分は大丈夫だと思っていた」「ダマされない自信があった」「自分には関係ないことだと思っていた」と回答。

防犯対策2025

防犯のプロであり、元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課警部補の経験を持つ佐々木成三さん(パナソニック防犯アドバイザー)は、「犯罪件数が減っても、安全とは限りません。今は“自分で自分を守る”意識が欠かせない時代です」と話し、私たちひとりひとりの防犯マインドのアップデートが必要だと強調しました。

守るだけでは足りない。これからは「攻める防犯」へ

これまでの防犯は、鍵をかけたりカメラをつけたりと「守る」ための対策が中心でした。

しかし佐々木さんが今最も伝えたいのは、犯罪者が“この家はリスクが高い”と近寄りにくくなるような、犯罪者が避けて通るような「攻める防犯」です。

印象的だったのは、ある侵入事件の事例。
防犯カメラがなんと9台も設置されていたにもかかわらず、犯人はそれにまったく気づかなかったのだとか。

これは、防犯カメラが「犯罪の証拠」にはなっても、「犯罪が起きる前の抑止」にはつながっていなかったことを示します。

またマンションでの“共連れ”(住民が開けたドアに便乗して入る手口)も、なんと4人に1人が経験しているというデータも。
オートロックは「最低限の備え」であり、個別の対策をしないと安全とは言い切れません。

また、最近は置き配を悪用した盗難も増え、宅配業者風のリュックを持った犯人が自然な動作で荷物を持ち去るケースまで出てきています。

“日常に溶け込む新しい手口”が次々と生まれており、私たちの防犯対策のアップデートも欠かせません。

今日からできる! 暮らしに寄りそう防犯対策

では、実際にどんな対策をすればいいのでしょう? 佐々木さんは、難しいことをしなくても、“少しの工夫”で身を守る力が大きく変わると話します。

Q:年末年始など、長期不在のときはどうしたら?

A留守だと悟られない工夫が大切。パナソニックのドアホンを活用すれば、ピンポンが鳴ってもスマートフォンで応対が可能です。夜間にはリモートで電気をつけるなど、在宅を装う対策が有効です。

Q:怪しい人かどうか、自分で判断すべき?

A素人が「怪しいかどうか」を見極めようとするのは避けるべきです。自分の判断に頼るのではなく、少しでも不安を感じたら、「警察相談窓口 #9110」に電話をして相談するべきです。これは110番するほどではないが、相談したいことがある場合に利用できる窓口です。

Q:ひとり暮らしの女性は何に気をつければ?

Aひとり暮らしであることを悟らせないために、帰宅時に「ただいま」と玄関先で声をかけたり、スマート家電で家の電気を帰宅するよりも前に点灯させておくことが、身を守る対策となります。

暮らしを守るパナソニックの注目アイテム

防犯対策2025

後半では、佐々木さんのアドバイスとともに、パナソニックが提案する“攻める防犯”アイテムをご紹介!

特殊詐欺や侵入盗など多様な犯罪に対応するため、さまざまな商品を展開しており、防犯が初めての方でもきっととり入れやすいはずです。

配線工事不要のワイヤレステレビドアホン(VS-SGZ20L)

防犯対策2025

配線工事がいらず、自分で簡単にとり付けられるタイプのドアホン。高齢の両親のお宅や賃貸でも導入しやすいのが特長です。
広角レンズで、インターホンを押した人だけでなく、死角になりやすい位置にいる人物までしっかり確認できます。
さらにモニター親機をインターネットにつなげておけば、離れた家族がスマートフォンで来訪者に応対することも可能。訪問者に家族構成を悟らせない安心感があります。

モニター付き屋外カメラ(VL-CV100K)

侵入者を遠ざける“攻める防犯”の中心となるアイテムです。録画だけでなく、人を検知するとライトを点灯させたり、カメラを通じて「通報します」などの音声で警告することもできます。
佐々木さんは、防犯カメラとライトを組み合わせて設置することで、より強い威嚇効果が得られると話しています。

開閉センサー(KX-HJS100)

警戒モード中に窓やドアが開くと警報音が鳴り、侵入者を強く威嚇します。
パナソニック製の電話機やドアホンと連携でき、たとえば2階の寝室にある子機から1階での異変にすぐ気づけるなど、離れた場所の状況を素早くキャッチできます。

迷惑電話防止機能付きの電話機(VE-GD78DL)

着信前に「この通話は迷惑電話防止のため録音します」と自動メッセージを流すことで、特殊詐欺の犯人に“録音されている”と気づかせ、通話を諦めさせる効果があります。

 

パナソニックは全国の自治体や警察と協力し、防犯対策の普及を進めています。今年の10月時点で、全国508の自治体と連携し、この補助金情報を市町村別・商品別に検索できるウェブサイト「DENZAI TERASU」も立ち上げています。

犯罪手口が巧妙になり、“想定外”が日常に潜むようになった今、私たちひとりひとりが「自分で自分を守る」意識を持つことが、家族の安全につながります!
パナソニックの“攻める防犯”は、忙しい毎日でもとり入れやすく、暮らしにそっと寄り添ってくれるものばかり。年末に向けて防犯意識が高まるこの季節、ぜひ生活の中に“安心”をプラスしてみてください。

 

 

取材・文/FYTTE編集部

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