アメリカでなぜ、バラのコスメが人気なのか？

デパート、スーパーマーケットなどのコスメやヘアケア、ヘルスコーナーでここ最近かわいらしいピンク色のバラ商品がとっても目につきます。赤いバラでは無く、どうしてピンクなのでしょうか？ 赤は情熱、深い愛などちょっと強いイメージがあるのですが、ピンクの場合は幸福感、フワフワ感などやさしいイメージがあり商品としても使いやすいのかもしれません。国が違っても世の中の女性はピンク色に惹かれるようで、ここアメリカはシカゴでも心がウキウキしてしまうピンク色のバラ製品が数多くみられるようになってきています。

バラの花びらを使って水蒸気蒸留と言う処方で作られたローズウォーターを使って、香水はもちろん、薬用品、栄養関連商品、コスメと幅広い分野で使われているからなんです。アメリカでは男性から女性へ花束を贈るときの定番がバラとされており愛の象徴、もらってうれしい花として定着しているので女性が好むバラ関連商品がさらに人気となっている理由も納得できます。

バラがもたらす美の効果とは？

バラの中でもピンクのバラ製品が今とっても旬なアメリカですが、その理由としては女性の美に大きく関係しているからなんです。ピンク色から連想されるのが愛らしい、しとやか、上品などのイメージからすると、情熱的な赤が似合うアメリカ人女性に人気が出るのか？と思われるかもしれませんが、柔らかくてやさしいイメージのピンクも結構人気なのです。男性でもピンク色を身に着け、それをおしゃれに見せている人は結構人気のようで、好感度が高くなっているそうです。ほかのバラ製品としてはリラックス効果、アンチエイジングなど女性ホルモン分泌を促すことにもつながり商品化が進み、今後もバラ製品が登場しそうな予感です。

ピンク色がとってもキュートなコスメが続々登場

そんなピンクのバラ関連商品にはどんなものがあるのでしょうか？ 実際に店舗で陳列されている商品を探してみたところ、あるある！ 結構たくさんのバラ製品がありますよ～。肌への浸透性がよく皮膚組織再生に役立つやさしいバラの香りが漂うオイル、皮膚の炎症や日焼けの痛みを落ち着かせるときなどに使えるトナーはカバンに入れて邪魔にならないコンパクトサイズです。クレンジングやミストは柔らかいピンクの色が液体にほどこされ、パッケージにはバラの柄が目に留まります。

ハーブのローズゼラニウムはバスソルトとして皮膚の引き締めと共にバラの香りが楽しめます。ローズウォーターが入ったボディーウォッシュはバラの匂いの泡に包まれて気品高くリラックス効果が期待できます。

可憐で安らぎ効果抜群のバラ製品を使って幸せを実感する時間を自分へのご褒美としていかがですか？

 お風呂で使えるバスソルトやボディーウォッシュにもバラ製品が出ています

日本でも有名なDr.Bronner’sブランドからもローズソープが発売されています

写真・文／脇方真由美、ホリ・コミュニケーション