18年4月にオアフ島ノースショア在住のホリー・ハーディングさんにより発表されたオオ・ハワイブランド。オオとは絶滅しても、その美しい歓声が人々の心に生き続けるハワイ固有種の鳥「オオ」からきている。今回はハワイの天然由来の素材を多く使ったこの商品について、創始者のハリーさんに話を伺いました。
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バブルジャックを売却、新しい商品を開発、4月よりスタート
フロリダ出身、オアフ島へは20年前にやってきた。 オーガニックソープ&キャンドルブランドの「バブルジャック」をつくった人物でもある。10年前にそのビジネスを売却し、その後、ハワイで食事心理学について学び、免疫、幸せについてなど講演を行い、地元の会社で働く経験を得た後、新しく美容とスキンケアについて「オオ・ハワイ」をつくることに。皮膚科の医師やハワイの植物研究家、ナチュラルスキンケア専門家との共同研究を重ね、 ついに、2018年の4月に「オオ・ハワイ」を発表しました。
可能な限りオーガニック栽培でつくられたハワイ産または世界の農場から厳選した植物原料を使用。遺伝子組み換えを行っていないフルーツ、ナッツ、海藻、ハーブなど、解毒作用やアンチエイジング効果の高い商品づくりに力を入れました。
ホリーさんいわく「アメリカ本土の人は、まだまだハワイ産の良さをわかっていない。ハワイの土壌は豊かであり、それを可能にしています。商品には防腐剤を使用していませんが、そのかわりに自然なエルダベリーを使用。これは同時にニキビを減らす効果もあるんです」という。実際ハワイ産の火山土壌は肌のPHバランスを整え、ナチュラルな輝きを保つリンやマグネシウムなど豊富なミネラルが含まれていると言われています。
オオハワイの商品の特徴とは?
大豆、コーン、小麦、シリコンなど廉価なフィラーは使用していません。また商品の中にはクリスタルも入っています。人工着色料は使っておらず、香りもすべて天然果実の香りのみ。ハワイ産の原料では例えば、ククイナッツオイル、ノニ、スピルリーナ、コーヒーベリーエクストラクトなどを使用。みなさんもどこかで“スーパーフード”として聞いたことのあるものばかりではないでしょうか。
例えば商品の1つ「ビューティーバーム」。これはククイナッツオイル、ローズクオーツ、コーヒーベリーエクストラクト、ノニなどが入っていて、血行を良くし、キメを整え、小じわを目立たなくする効果があると言われています。ほかにサフャイヤクリスタル、活性炭、サスティナブル・パールパウダー、レッドアラエアクレイが入った「フェイススクラブ」では、肌が明るくやわらかになり、ハリも出てくるということ。そのほか、ファーミングマスク、クレンジングバーム、ブライトニングなど8つの商品と、ウコンやコエンザイム、ハワイ産ノニ、パイナップル酵素などが入ったサプリメントの合計9つの商品をラインナップ。85ドルから130ドルということ。
ハワイ産の原料の良さを伝え、ハワイ以外にも積極的に進出を進めている。ダラス、ニューヨークでの講演を終え、また香港へも出向く。 日本への進出も考えているとホリー氏。現在「オオ・ハワイ」は、カハラホテルのスパ内において、フェイシャルのコースに、商品のひとつとして使用されているほか、ショップでも購入できるので、ハワイを訪れる際にチェックしてみては。
写真・文/ホリ・コミュニケーション