イベント事が多くなり、非日常の場へ行くことが増えると写真を撮る機会も増えますよね。
最近は、すてきな場所へ出かけたらいつでもどこでもSNSでシェアすることができるのも写真を撮る理由のひとつ。もちろんSNSをする、しないに関わらず、思い出は写真を撮って残しておきたいものです。自分をステキに見せるコツを知っている女優さんは、どのような自撮りテクニックをもっているのでしょう?
Contents 目次
■:女優さんが教える上手な自撮りのコツ
誰かと一緒に出掛けたときには、2人で撮ったり、お互いを撮り合うのもいいけれど、ひとりで映る自分撮りが上手になれば誰に気を使うこともなく、好きなときに好きなタイミングで写真を撮ることができますよね。
そこで今回は、女優の佐藤晴菜さんに、自撮りが苦手な人でも簡単に美人増しに見える撮り方を教えていただきました。
■:自然光を味方につける
写真を撮るときにはなるべく、自然光を使うようにします。
室内にいるときには、すかさず窓際へ!
カーテン越しの自然光が当たる場所を見つけて、そこで撮るとキレイに映りますよ。
■:ベストな笑顔は他人が教えてくれる
自分で鏡を見てベストな笑顔を研究するのも悪くはありませんが、私はまわりの人から「どんな人といるとき」「どんな場所にいるとき」がいい笑顔だと褒めてもらえるかを覚えるようにしています。
その人やその場所と一緒に自撮りすると、いい表情が撮れるなら、その機会を増やすようにしています。
私の場合は犬や亀と撮影すると、なぜかとてもいい笑顔が撮れると撮影のときにいわれるので、犬や亀が一緒のときには、すかさず自撮りしています。
あまりに撮るので、犬はあきれた顔で見ているかもしれません(佐藤さん)
■:キレイに撮ろうと意識し過ぎない
自撮りをすると、どうしてもよく見られたい気持ちや、キレイに撮ろうと意識しすぎてしまうもの。すると、結局いつも同じ顔になってなんだか味気なく、人間らしい温かみが感じられないなと思うときがあります。
そのため、私はあえておもいっきり口開けて笑ってみたり、ちょっとふざけてみます。そうすると、ほどよく自然体な写真が撮れるんです。
自分がいいと思うものと、人がいいと思うものはまったくちがうことが多く、自然体なほうがいいことを、思い知らされる機会でもあります(佐藤さん)
■:レンズ越しに笑わず心で笑う
「いい表情をしよう」「かわいくみせよう」をいったん手放してみて、心に意識を向けて撮ります。
これはどういうことかというと、レンズに映る自分に意識せず、心のなかを楽しい気持ち、うれしい気持ちでいっぱいにして、何枚か撮影してみてください。
すると、自然と笑顔でいい表情が撮影できます。
レンズ越しに笑顔を作るよりも、レンズにどう映るかなんて考えず、うれしいこと、楽しいこと思い出してみたり、目の前に大好きなものや人がいると思いながら撮るほうが、ずっとすてきに撮れますよ(佐藤さん)
■:むしろカメラを見ない
自撮りするときには、あんまりアップに撮らないで、あえて目線をはずしてみたり、遠巻きで横顔の表情を撮影してみたり。顔だけではなく体も入れて、人にとってもらったような写真にすると、キレイに撮れます。
背景選びも大切です。
道や海などの場所で撮影したほうが、全体的にバランスのいい写真になりますよ(佐藤さん)
今すぐ使える、佐藤さんの自撮りテクニック。
ぜひやってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣
【取材協力】
※ 佐藤晴菜
女優。1992年12月29日生まれ。ミスユニバース埼玉ファイナリスト。TBS『モニタリング』『金曜日のスマたちへ』フジテレビ『ノンストップ』やCM『ラウンドワン』『Moist Diane』等出演多数。