外国語はくだけた日常会話ほど難しいものですよね。
今回のワンフレーズは、『外回りって言ってカフェでさぼってたのがバレた!』です。
ネイティブな表現を日本で30年以上も教授するデイビッド・セインさんに教えてもらいましょう。
デイビッド・セイン、近藤 祐次著『英会話ウケる例文練習帳』からご紹介していきます。
Contents 目次
今日のフレーズ
「外回りって言ってカフェでさぼってたのが、バレた!」
外回りって言ってカフェでさぼってたのが、バレた!
↓
I said I was visiting clients, but I got caught killing time at a cafe!
clients 顧客
kill time 時間をつぶす
この例文が教えてくれること
I said I was …, but I got caught~ 「…と言って~しているのがバレた」
これはネイティブがよく使う表現です。
例えば、こんなふうに使えます。
I said I was working, but I got caught drinking with a friend.
仕事って言ってたのに、友達と飲んでるのがバレた。
I said I was busy, but I got caught playing tennis in the park.
忙しいって言ってたのに、公園でテニスをしてたのがバレた。
こうやって使います。
A: What’s wrong?
(どうしたの?)
B: I said I was visiting clients, but I got caught killing time at a cafe!
(外回りって言って、カフェでさぼってたのがバレた!)
*
接続詞 butでつながれた文章になり、「…であったが、〜した」という意味になります。
〈get caught +ing〉で「…しているところを見つかる」という意味なので過去形になることで「見つかった」「バレた」というニュアンスになります。
文/庄司真紀
参考書籍
デイビッド・セイン, 近藤 祐次著『英会話ウケる例文練習帳』(アスコム)
著者
デイビッド・セイン・・・累計400万部を超える著作を刊行している英語本のベストセラー著者。
日本で30年近く英語を教えており、教授経験を生かし、「AtoZ GUILD」と共同で英語学習書、教材、Webコンテンツの制作を手掛ける。
日本人に合った日本人のための英語マスター術を多数開発。アメリカ出身。
英会話学校経営、翻訳、英語書籍・教材制作などを行う株式会社AtoZ Englishの代表を務めている。
近著に『CDブック 聞くだけで話す力がどんどん身につく 英語サンドイッチメソッド』、『英語サンドイッチメソッド日常会話編 聞くだけ! 英語を話す力を身につけるCDブック』などがある。
近藤祐次・・・1976年、名古屋市生まれ。株式会社ハイダウェイ代表。
京都大学・総合人間学部卒業後、放送作家に。
「アナザースカイ」「おしゃれイズム」「タモリ倶楽部」「ヒルナンデス」
「ぐるナイ」「エンタの神様」など、人気番組の構成を数多く手掛ける。
アニメ「スナックワールド」「レイトンミステリー探偵社」の脚本も執筆。
年に数回これまで30ヵ国以上を旅する海外旅行好きでもある。