萩野いづみさんを中心となって作るイタリアから発信のブランド「アンテプリマ」。そのアンテプリマのワイヤーバッグは、98年に誕生。光を受けて星のように輝くバッグは、エクスクルーシヴなワイヤーコードで、熟練した職人により、ていねいに手編みをして作られています。スタンダードアイテムはひとつ完成するのに約15時間、デザインのある商品は20~30時間とかかると言われています。アンテプリマのハワイのお店の顧客は、その多くが観光客であり、ハワイの文化を反映するように、多くのハワイ限定品があります。今回はそれを中心に紹介します。
Contents 目次
世界の中でも人気のハワイ店、だからこそハワイ限定アイテムが揃う。
ヤシの木やパイナップルなどさすがハワイらしいモチーフを形どったバッグは、「モティーボパイパップル」と「モティーボパームツリー」。それぞれ480ドル。チャームは別売り。黄色、ピンク、ブルーなどハワイらしい色が並びます。
「モティーボハイビスカス」は、よくみるとハイビスカスが描かれていて、ステラブルーという涼しい感じの色がこの夏にぴったりなカラー。これらは351ドルから。
また「フィオリベルラーティフラ」は、フラの衣装のようになっていてバッグとは言えないユニークな形、ハワイ限定品であり694ドル。
「フィオリべトロ」は399ドル、そもそもアンテプリマの中での長年の一番の売筋ラインであります。シルバーもありましたが現在は完売とのことで、ピンクとベージュがあります。
ワイヤーグリッターのラインではカーキジェントと呼ばれるピンクがかった色がハワイ限定色、蝶々のチャームは別売りとなり、バッグ自体で418ドル。またチャームだけの販売もあります。フラドールと呼ばれるこのチャームは175ドルで、3色。ドレスの部分がバッグと同じワイヤーになっているほか、メタルの部分はハワイとなっており、パイナップルを手に持っていることから、ハワイらしさがたっぷりで人気の商品。通常のバッグにこのチャームだけつけることもできます。
ハワイのクムフラとアンテプリマが、ハワイの子供たちに寄付金を
このほどアンテプリマ/ワイヤーバッグが、ハワイの非営利目的病院であるカピオラニメディカルセンター・フォー・ウィメン&チルドレンに寄付金$5,000が贈呈。この寄付金は、アンテプリマ/ワイヤーバッグとハワイの著名なクムフラ、サニー・チン氏がコラボレーションして制作した作品をグローバルネットオークションで落札して得た収益金であり、病気と闘うハワイの子どもたちや女性のために少しでも役立つことができればというアンテプリマ/ワイヤーバッグとサニー・チン氏の思いが込められているものです。
フラッグストアであるワイキキのアンテプリマは、過去11年間の中で、世界の店舗の中で売り上げでも一番の店舗。そこで地域コミュニティに還元する意味も込めてオークションを開催することにしました。ハワイの文化、ライフスタイル、フラへの愛も強く、ハワイのコミュニティにも影響力のある人物であるソニー・チン氏。 2020年の春夏商品もまたアテンプリマとソニー・チン氏によるコラボが予定されています。
写真・文/堀内章子