ハワイの新しいお店はいつでも気になる! ハワイ在住のライターが、最近人気のおすすめスポットをお届けします。今回は日本でもおなじみ「ディーン&デルーカ」でブランチがスタートしたとのこと。ハワイらしい開放的な空間で、ゆったり食事を楽しんでみませんか?
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リッツカールトンの1,2階にあるお店が特におすすめ
ハワイには2つのディーン&デルーカがあるのを知っていますか。ひとつはロイヤルハワイアンセンターの1階。ご存じハワイのプルメリアの柄のトートバッグが連日売り切れになる、観光客に注目される商品を多く置いている店。
もうひとつはリッツカールトンホテルの1、2階にあるお店。ここは地元の人にも来てもらえるようなお店作りになっています。1階は、ケーキ、ペイストリーをはじめ 新色のキャンバストートバッグ、新しいフレーバーのパンケーキミックスなども揃っています。
2階は、ワインラウンジになっていて、世界のさまざまなワインと、チーズが楽しめる場所だったけれど、内装を一新。朝10時から午後2時までブランチアワーをスタートさせました。9月からは毎日行う予定のよう。ここのブランチメニューは、シェフ、ケビンによって考案されました。
ブランチのメニューの内容は、どれも地産地消をアピールしたもの。ハワイ出身の彼は、直接市場に行って新鮮な魚を仕入れたり、ハワイ島のクノア農場からの牛肉や野菜などを使っている。
例えばスフレスタイルパンケーキ(18ドル)、これはオヒアレフアのハニーがついています。オヒアレフアとは、ハワイ島産の花の蜜からとったはちみつで、まろやかな味、これをスフレパンケーキの上にかけて食べるというもの。またストロベリーやラズベリーなどのフルーツは、ハワイの農家から。
またクノアビーフ和牛ロコモコ(25ドル)。この和牛はハワイ島のクノア農場の牛の肉。通常のパテのようなロコモコではなく、やわらかい牛肉がじつにおいしい一品です。また、緑色のライスは、バンブーライスと呼ばれ, 竹から抽出されるクロロフィルを染み込ませた薄緑色のライスで、ビタミンBを多く含むということ。味はいたって普通の白米のよう。
アヒ&キャビア(25ドル)では、マグロの横にマウイ島の砂糖が盛られている。このように、地元の魚や肉を使った料理に、どれもディーン&デルーカらしいちょっとおしゃれで、ヨーロッパ風のスタイルに仕上げています。
これらのメニューはシーズンごとに変えていく予定ということですが、基本はハワイの地産地消を奨励し、かつリッチ感も出るメニューを作って行きたいとハワイ出身のケビンシェフは語っている。
ここのディーン&デルーカでは ハワイ限定のパンケーキミックスも人気。これまでのバターミルクと抹茶フレーバーに加え、ハワイならではのフレーバー「タロ」が入荷。人工着色料や香料を使わないオールナチュラルのパンケーキミックスは、ふんわりもっちりした食感とフォトジェニックな紫色が目を惹きます。ハイビスカス柄がキュートなラベンダー色の巾着袋に入ったタロパンケーキミックスは、入荷するたびに売り切れ続出しているそう。見つけた際には、“買い”が正解ですね。
SHOP DATA
店名:DEAN & DELUCA ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ店
住所:383 Kalaimoku Street, Honolulu, HI 96815
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ1階
電話:(808)729-9720
店舗営業時間:7:00 AM 〜 10:00 PM(年中無休)
アルチザンロフト営業時間
ブランチアワー:10:00 AM 〜 2:00 PM(現在土日のみ)
ラストオーダー:1:45 PM
ワインラウンジアワー:3:00 PM 〜 10:00 PM(毎日営業)
フードラストオーダー: 9:00 PM
ドリンクラストオーダー :9:30 PM
ハッピーアワー:3:00 PM 〜 6:00 PM(毎日)
写真・文/堀内章子