早いもので、今年も残すところ、あと2か月となりました。
今年は改元など大きな節目もありました。あなたにとって、どんな1年でしたでしょうか?
悲しいできごとが多かった、楽しいできごとに満たされた、人の温かさにふれることができた…etc.
2020年も今年のような1年であってほしいと願う人もいるでしょうし、一発逆転の年にしたい! と意気込んでいる人もいるかもしれません。
とはいえ、まずは深呼吸を。
2020年、新たな気持ちで迎え、そしてあなたらしくいるために、今年中にあなたの“素晴らしさ”を取り戻しませんか?
Contents 目次
「本当にやりたいことがわからない」「私って何者?」
生きていれば、大なり小なり悩みは生まれるものです。そして、それはだれでも同じです。不思議なもので、その悩みの種類も、ある人にとってはとても難しく、困難なことであっても、ある人にとってはさほどたいしたものではない…。
思わず、なんで「そんなこと」で悩んでいるの? こうすればいいじゃない! と言ってしまう場合もあるかもしれません。
しかし、「こうすればいい」という行動をなかなかできないのもまた人間なのです。
その原因のひとつは、「周りや社会からの刷り込み」により、自分を見失ってしまっていること。特徴的なもののひとつとしては、「〇〇するためにはこうしなくてはいけない」「〇〇するべき」が挙げられます。
ここで、あなたの頭のなか(思考)をちょっとのぞいてみましょう。
あなたの思考のなかに、「いけない」「するべき」という言葉でしめくくられる“思考”はありませんか?
それらの大部分は、あなたから生まれたものではなく、あなた以外の外部から刷り込まれたものです。
あなたの思考を探ってみましょう
紙に書くと、よりそれは鮮明になります。
「いけない」「するべき」と言われたとき、あなたがどう感じたか、またその相手との関係も記してみてください。相手がだれであったかよりも、関係のほうが重要になります。
そしてその発言を受けたときのあなたの気持ちも記しましょう。
不快だったか? それとも勇気をもらったか?
不快だった場合は、同じ内容について「愛情を持って伝える」には、自分だったらどう伝えるか? ということを探ってみましょう。また、勇気をもらった場合は、その人に感謝の気持ちを記し、幸せを祈りましょう。
私たちは、社会に身を置く人間です。スピリチュアルでは、「人間は肉体をまとった魂」というとらえ方をしますが、肉体という乗り物に乗っているのが魂と言ってもいいかもしれません。肉体という乗り物に、マインド(思考や精神)その奥に魂(個性)が宿り、完成しています。ですから、体の疲れ、心の疲れは魂(個性)にも影響を与えます。
メンテナンスの重要性に気づくことはとても大切なことです。社会性を重んじるばかりに、自分を失ってしまう…エネルギーがなくなり覇気がなくなる…それは起こるべくして起こっていることなのです。
「いけない」「するべき」という事柄が、あなたの個性に影響を与えてしまうのは当然のこと。あなたの素晴らしさをとり戻すには、それらの発言を拒絶することも、経験というあなたの糧として大切にすることも、どちらも選択できるのです。
すべてはあなたしだいです。あなたの人生を、よりあなたらしく生きるために、あなたの内なる声に耳を澄まし、自分自身を探ってみましょう。