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年末の大掃除、片づけが苦手な人は必見! “もったいない”思考を変える「鬼速片づけ」で部屋も人生も新しく
年末は片づけをする大チャンス! これまで無意識下に「どうしようかな…」と思っていたものに判断が下せるときです。生き方スタイリストで整理収納アドバイザーの吉川永里子さんのメソッドは、人生までも変える片づけ術。ポイントは「ぜんぶ出し」と「保留ボックス」です。吉川さんの著書『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)から3回にわたり、そのメソッドをご紹介していきます。
Contents 目次
“もったいない”を見直そう
片づけはまず捨てることから始まります。
しかし、不要なものを捨てるのを阻むのはやはり“もったいない”という気持ち。
「何をいちばん“もったいない”とすべきかというと、“あなた”という資源です。場所もそうですが、時間も、労力も、思考も、メンタル=気持ちも、無限には注げません。モノが多ければ多いほど、やることは増えます。掃除も大変、管理も必要。それだけ時間を奪われて、気持ちのゆとりを吸いとられてしまうのです」と吉川さん。
モノが多すぎて探す時間がかかる、新しい洋服を買ってもかける場所がない。
不要なものが多い暮らしは時間も労力、メンタルもムダに消費してしまいます。
「ぜんぶ出し」でモチベーションアップ
快適な暮らしにするには、もともと不要なものや役割を終えた洋服を処分すること。目に入ったら、ちょっとずつ捨ててもO K。それでも大きな変化になります。
もっと劇的に片づけるなら「鬼速片づけ」。
吉川さんのメソッドは「ぜんぶ出し」と「保留ボックス」がポイントです。
まずブルーシートを敷いて片づける場所のものを全部出します。こうすることで大切だと思ってしまっていたものが、不要なものであるとわかります。また一度「ぜんぶ出し」するとあと戻りできないので、片づけるモチベーションが上がるのです。
「まず、ぜんぶ出しでモノを片づける、その行為は決断力と行動力のアップに直結します。脳科学の世界でも証明されているようですが、“まずはやってみる” ことで脳が刺激されて、モチベーションがぐんぐん上がるそうです。“まずはやってみる”をクセにすれば、迷ってばかりだった人生への向き合い方も変わっていくのです」
迷うものは時間をかけて決める
もうひとつの「保留ボックス」は、「ぜんぶ出し」したものを「使う」「使わない」で分けたとき、「迷うもの」を入れるボックスです。
2択で分別すると、迷いが出て、片づけのスピードが遅くなりますが、「保留」できると思うと、片づけが驚くほどスムーズになります。
「保留ボックスはリビングなど目につくところに置いてください。箱の中身のことが常に意識に上ってきます。するとそれが、本当に必要かどうかわかるようになってきます。早ければ翌日にはもう保留ボックスの中身をぜんぶ捨てられる人もいます」
片づけを最速で終わらせ、迷ったものは時間をかけて決断する、これが吉川さんのメソッドの真髄です。
「保留ボックスを使うと、自分の価値基準、“軸”ができます。自分が本当に大切なモノ、必要なモノがクリアになってくるのです。頭のなかのグチャグチャした状態もスッキリし、思考の整理整頓ができるようになります。すると、ムダな時間やお金、思考や感情を使わなくて済みます。好きなこと、やりたいこと、大事なことに集中できる。だからベストな結果になる」
片づけは自分とモノとの関係を見直すいい機会になります。年末年始の片づけで生活を変えてみませんか。
文/庄司真紀
参考書籍
吉川永里子著『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)