2020年を新たな気持ちで迎え、そしてあなたらしくいるために、今年中にあなたの“素晴らしさを取り戻す方法”を全10回に渡ってお伝えしていきます。
Vol.9は、「『物ごとの新しいとらえ方』を手に入れる方法」についてです。
毎日の暮らしのなかに、「物ごとの新しいとらえ方」がプラスされると、今のあなたの生活はどのように変化するのでしょうか。
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物ごとのとらえ方は“見る方向”で変わります
突然ですが、テーブルの上に10円玉を置いてみます。10円玉はどのような形に見えるでしょうか?
おそらく多くの人がいちばん最初に思いつく形は、「丸い形」ではないでしょうか。でも、実際に「丸い形」をしているのでしょうか?
テーブルの上の10円玉は、上から見ると丸い形に見えます。けれども、真横からよく見てみるとどうでしょう。「四角」に見えませんか?
10円玉は「円柱」です。この10円玉と同じように、私たちは、つい一方向の物の見方だけで多くの物ごとを決めつけてしまいがち。他の物ごとの見方が、無意識のうちに抜け落ちてしまっているのです。
10円玉は、丸くて、四角い。
一方向からは丸く見えるけれど、別の方向からは四角に見える。この10円玉と同じように、物ごとは見る方向でとらえ方が異なるものです。
そのようなことを頭に入れているだけで、あなた自身の選択技はぐっと広がります。また、あなた以外の人のとらえ方においても、「私はこうだけど、この人にとってはそうなんだ」と受け入れられるようになります。
頭を柔軟にして、新しいとらえ方を探してみる
あなたらしさを取り戻していくなかで、多くの物ごとのとらえ方にふれることができると、「そうか、そういうとらえ方もあるんだな」と視野が広がり、あなたのアイディアや直感力が磨かれていきます。もしかすると、これまでふれたことがないとらえ方が、じつは自分にいちばんしっくりくる、なんてこともあるかもしれません。
それを知るためにも、多くの考え方や物ごとのとらえ方を知ることは、人生にとってとてもプラスになります。
「自分はこうなんだ」とアピールすることも大事なことですが、ときには頭を柔軟にして、さまざまなとらえ方を受け入れてみることも大切です。