1月もあっという間に半月が過ぎました。お正月を家族で迎えた人、またふるさとで迎えられたという人も多いのではないでしょうか?
今回は、家族と一緒に過ごす時間の大切さについて、考えていきたいと思います。
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時間は限られたもの。そして、二度と訪れないもの
子どものころは、時間は永遠にあって、1日がとても長く感じたものでした。しかし、大人になってからは、1日があっという間、1週間があっという間、1年があっという間に過ぎ去っていくように感じてしまうという人も多いのではないでしょうか。
生きてきた時間が長ければ長いほど、人生の残された時間は短くなるため、そう感じてしまうそうです。子どものころは明らかにこれからの人生のほうが長いわけですから、1日を長く感じられるはずですよね。
大切な人と過ごす時間は一生の宝物です
私事で恐縮ですが、今年の1月5日に母が他界しました。高齢でしたので大往生なのですが、それでも心を占めるのは、「ああすればよかった」「こうすればよかった」と、していないことへの後悔と、もっとできることがあったのではないかという、やり尽くしていないことへの後悔でした。
母の子どものころの話や、学生時代の話、また戦時中のことなど、話は多く聞いてきたものの、実際にはこうして後悔が残ってしまうのですから、不思議なものです。亡くなってから数日の間、兄弟で母の亡がらとともに同じ部屋で寝起きをしていたのですが、その間、とても幸せな気持ちでした。
あなたのかけがえのない人との時間、大切にして
今、毎日の生活はずいぶんと便利になりました。欲しいものがあれば翌日には届けられる。また、調べたいことはインターネットですぐに答えが見つけられる。便利になれば便利になるほど、自分の時間が増えている…かと思いきや、そのぶん空いた時間には別の用事を詰め込んでしまうという人も結構いるのではないでしょうか。
その空いた時間をぜひ、家族やあなたの大切な人と過ごす時間に充ててください。そして、他愛のないことでも一緒に笑い合ったり、ときには喧嘩したりと、思い出をたくさん作っていただきたいと心から思います。
時間は、決してお金では買えないもの、そして、すぐに過ぎ去って行くものなのですから。