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マスク、化粧品画像

気温や湿度がどんどん高まるなか、マスク着用による肌荒れで悩む人が多いのではないでしょうか? 夏の暑さが本格的になるにつれて、マスクの肌荒れ対策がますます大切になってきます。私が実践している方法をお伝えしますのでぜひ試してみてくださいね。

監修
牧内 夕子

マスクで肌荒れしやすくなる2つの理由

マスクをしている女性の画像

1.マスクと肌の摩擦

マスクで肌荒れしてしまう原因のひとつが、マスクと肌がこすれる摩擦によるものです。

肌は摩擦に弱く、マスクでこすれると肌表面の角層が乱れてしまいます。角層はいわば、肌を外部刺激から守ってくれる屋根瓦のような役割なので、それが壊れてしまうと肌は刺激にさらされやすくなり、炎症やニキビを起こしやすくなってしまうのです。マスクによる摩擦をなるべく減らすことがマスク荒れを防ぐポイントのひとつです。

2.マスク内の蒸れと乾燥

密閉空間であるマスク内は、自分の呼気で蒸れやすくなっています。真夏日になるとさらに口もとに熱がこもり、汗をかきやすくなりますね。

肌が蒸れた状態は雑菌が繁殖しやすく、ニキビや吹き出ものができやすくなります。汗を放置すると肌に刺激になり、赤みが出たりかぶれやすくなったりします。

そして見落としがちなのが、じつは肌の乾燥です。マスクを外したときに、こもっていた水分と一緒に肌のうるおいも蒸発しているのです。

お風呂上がりの肌を想像してみてください。ぬれているときは肌がうるおったように感じますが、バスルームから出て水分が乾き始めると一気に肌がカサカサになって一刻も早く化粧水をつけたくなるはず。マスクをはずしたときも同じような現象が起こっているのです。

マスク内が蒸れていると、肌がうるおったように感じるかもしれませんが、実際はマスクをはずすたびに肌の乾燥が進んでいます。肌の乾燥も肌荒れの原因ですので、マスク時の保湿ケアも大切なポイントです。

マスク荒れを防ぐ5つの方法

1.マスク前にブースター美容液で保湿効果を底上げ

ピンクの容器と手の甲の画像

マスク前のスキンケアでは、保湿効果をふだん以上にアップさせるために、洗顔後すぐに使うブースター美容液をプラスしましょう。

ブースター美容液を使うことで、あとからつける化粧水や乳液のなじみがよくなり、いつも使うアイテムの保湿効果を高めることができます。

特にほおから下の部分を中心に、マスクでこすれやすい鼻の頭、ほお骨、あご先、フェイスラインにやさしくなじませます。

【マスクでこすれやすい部分】

牧内さん画像

肌を十分に保湿することで外部刺激から肌を守る力が高まり、摩擦や蒸れによる肌荒れを起こしにくい状態になります。

また、抗炎症成分配合の化粧品は汗や皮脂による炎症をおさえ、肌荒れやニキビを防ぐ効果があるのでおすすめです。代表的な成分として、グリチルリチン酸2Kやアラントインなどがあります。化粧品の表示などで確認してみてくださいね!

2.ベースメイクはパウダーでサラサラ仕上げに

化粧下地画像

マスク時の肌荒れが気になるときは、ベースメイクのファンデーションは使用せず、皮脂テカリ防止効果の高い化粧下地と、スキンケアパウダーで仕上げましょう。

スキンケアパウダーは、フェイスパウダーとして使えるのはもちろん、美容成分配合なのでスキンケア効果も発揮してくれるアイテムです。

マスク時におすすめの理由はこちら。

・肌のベタつきを抑えサラサラになるので、マスクの摩擦を防げる
・マスク内の皮脂や汗を抑えてくれる

スキンケアパウダーはさまざまなメーカーから販売されていますので、チェックしてみてください。

3.マスク中はこまめに皮脂や汗を抑える

出てきた皮脂や汗をそのままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり肌荒れの原因になります。ティッシュでやさしく抑えるようにしてこまめに吸い取りましょう。

ティッシュを三角折りにするとマスク部分の肌の皮脂や汗を抑えることができます。ティッシュの上からやさしくハンドプレスするようにして押さえましょう。肌荒れしやすいあご先やフェイスラインもお忘れなく。

ティッシュで頬を押さえている牧内さん画像

4.マスクをはずしたら必ず保湿ケア

スプレーミスト画像

マスクをはずし、皮脂や汗を抑えたあとは必ず保湿ケアをしましょう。メイクの上から使えるスプレーミストなら外出時にも手軽にうるおい補給ができます。

肌にしっかりとなじませたいので、スプレーしたあとは手のひらで肌を包み込むようにハンドプレスします。ほおだけでなく、鼻の頭や口の周り、あご先にもなじませましょう。

保湿ケアをしたあとは、フェイスパウダーを重ねて肌をサラサラにしておくと再びマスクを着用したときに蒸れにくくなりますよ。

5.肌当たりのやさしい天然素材マスクを着用

マスクをしている牧内さん画像

マスク自体が毛羽立っていたり、肌当たりがかたい素材だと、摩擦のダメージが大きくなってしまいます。私の場合、使い捨ての不織布マスクからコットンのマスクに切り替えたところ、肌当たりがやさしく肌荒れしにくくなりました。

肌に接する部分はオーガニックコットン素材になっていて、汗を吸収しやすく熱がこもりにくいので快適です。

肌に直接ふれるという意味では、マスク選びは肌にやさしい下着選びと同じです。コットンやシルクなど肌当たりのやわらかな天然素材で作られたマスクを使用することで、肌への負担を和らげることができますよ。

シンプルスキンケアで肌体力を養おう

帰宅してマスクをはずしたあとは、なるべく早く洗顔をして肌を休めてあげましょう。

肌荒れしているときは、肌にふれる回数を減らすため、何品も化粧品を使うよりも、保湿を重視したシンプルスキンケアにしましょう。化粧水をしっかりとハンドプレスしながらなじませ、乳液やクリームでうるおいをしっかりと閉じ込めます。

これから真夏日が増え、ますます過酷なマスク生活になるとは思いますが、肌荒れ対策をしっかりして乗り切りたいですね! ご自分の肌状態や肌性を見ながらとり入れてみてください。

牧内 夕子

牧内 夕子

化粧品メーカーにて18年にわたりアンチエイジング化粧品や健康食品などの商品を開発。その経験をもとに、コンセプトプランニングやコンサルティング、美容と健康に関する執筆やコスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)としても活動。

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