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手にクリームをぬっている

毎年、寒い季節になると、手のひらがガサガサになるなど、手荒れに悩まされる人も多いのではないでしょうか。手荒れの原因と対策について、ひふのクリニック人形町の上出良一院長にうかがいました。


■手荒れは空気の乾燥とお湯が原因

荒れた指先の手

寒い季節の手荒れは、「空気の乾燥」と「お湯による手洗い」が二大原因です。

・空気の乾燥
「肌の表面の角層は、刺激物やアレルゲンから守るバリアの役目を果たしていますが、湿度が30%を切ると、角層も乾燥してカサつきはじめ、バリア機能が壊れ始めます。もともと手のひらには、皮脂が少ないため、バリア機能がとても弱いのです。バリア機能が低下すると、肌の水分はどんどん蒸発してしまい、さらにカサカサになってくるというわけです」

空気が乾燥していると、乾かした洗濯物や紙もカラカラに乾き、洗濯物をたたんだり、紙をめくるといった作業でも、手の皮脂や水分が失われ、手荒れが起きやすくなるそうです。

・お湯による手洗い
「水が冷たくなると、手洗いや洗い物にお湯を使うようになります。肌のバリアが壊れかけているところに、お湯で手洗いをすると、肌のうるおいを保つ“天然保湿因子”という保湿成分が流れ出してしまうことも、手荒れを引き起こす原因です。手洗いの後、感染症対策でアルコール消毒をする人もいますが、アルコールは皮脂や水分を奪い、手荒れをひどくする原因になります」(上出院長)

手荒れが進行して、壊れたバリアから肌の奥へ刺激物やアレルゲンが侵入することで、「手湿疹」へと移行することもあります。手のひらの角質がはがれ落ち、指先がひび割れたり、ジュクジュクしたり、ひどくなると指紋の消失もみられます。
「水仕事の多い美容師、飲食関係者は特に注意が必要です。以前は、主婦に多かったことから“主婦湿疹”ともいわれていましたが、最近では、子育て中の男性にもみられようになり、“イクメン湿疹”も増えています。手湿疹がみられたら、皮膚科にかかりましょう」(上出院長)

■手荒れを防ぐ4つの対策

手洗いをしている

では、手荒れを防ぐには、どうしたらいいのでしょうか。

1.手洗いはお湯よりも水で行う
「石けん成分が残らないように、指の間などもしっかりすすぎましょう。洗い残しも手荒れのもとになります」(上出院長)

2.アルコール消毒はなるべくしない
「手についた細菌やウイルスを落とすには、水洗いで十分。手が荒れてカサカサになると、かえって細菌やウイルスがつきやすくなり、衛生面でも逆効果です」(上出院長)
アルコール消毒は手を洗えないときに使う程度にとどめておきましょう。

3.外出時や家事には手袋を活用する
「洗い物でお湯を使いたいときはプラスチック手袋。洗濯物をたたむなど手作業をするときも綿手袋をはめるといいですね」(上出院長)
冷たい外気に触れないように、外出時にも手袋をお忘れなく。

4.水仕事の後や手のかさつきが気になったらハンドクリーム
「手荒れ対策には、保湿が肝心。ハンドクリームで水分と油分を補いましょう」(上出院長)

手荒れ対策には日頃のケアが大切ですね。

取材・文/海老根祐子

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