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運動しなくても代謝アップ!「裸族生活」でやせる5つの効果【やせ編】
“ラクだから”という理由以外に、美容効果を求めて裸で過ごす女子がいるというウワサを聞きつけ、本当に裸生活が脂肪燃焼につながるのか、そのナゾを解明! まずは“裸”で過ごすことでどんな驚きの効果があるのかお教えします!
Contents 目次
【効果1】基礎代謝が上がってやせ体質に!
服を着てエアコンのきいた快適な室温の中で過ごす現代人の生活。ところがそんな“過保護生活”が、よぶんな脂肪をため込む原因に!?
「人間は一定の温度を自らの力で保つことができる恒温動物。寒い環境では熱を生み出し、体温が下がり過ぎないよう調整するようにできています。ところがエアコン漬けの生活に慣れきってしまうとその機能が低下し、代謝の悪い体になりやすくなります」(アンチエイジング医学専門内科医・青木晃先生)
そんな怠けきったボディに“カツ”を入れてくれるのが裸族生活!
「裸で過ごすことで寒さを感じ、その結果体温を上げようと自律神経系が働けば基礎代謝が上がる可能性があります。体温調節機能を強化する、乾布摩擦を習慣化させるのもいいでしょう」(青木先生)
女性は冷えやすいので、ついエアコンに頼りがち。ダイエットの成果が出にくくなってきたら、体の“やせ力”を取り戻すべく服を脱いでみて!
【効果2】体本来のやせ力が取り戻せる
服を脱いで鏡の前に立ってみると、思いがけずボディラインがたるんでいて…。
「それが、今のあなたの真のボディです。服などでラインを整えても、それは衣類の補正力に頼ったもの。裸ですごした状態でボディラインを意識すれば、自分の筋肉の力で美しいラインが保てるようになれますよ」(戸瀬さん)。
筋力がつけば熱を生み出す力が強化されるので、代謝アップにさらに効果的!
【効果3】締めつけないので血流がよくなり、デトックス力UP
下着や服の締めつけから体が解放されることも、裸で過ごすメリットのひとつ。
「脚つけ根のそけい部やわき周辺などは、太い血管やリンパが通る場所。ところが下着などで締めつけられやすい場所でもあり、血流やリンパの流れが滞りがちに。体の老廃物を排出するリンパや、肌に栄養を届け代謝を高める血流は、ダイエットにとって重要なポイント。裸なら締めつけから解放されるので、マッサージなどの効果も出やすくなります」(戸瀬さん)
【効果4】自分のボディラインをきちんと把握できる!
裸で過ごすと、いやでも目に入ってくるのはふだんは服で隠れている“ムダ肉”。
「自分の裸を直視すると、ダイエットのモチベーションが高まります。さらに、やみくもに体重を落とすだけでは美しいボディは手に入りません。ボディラインを支えるハリのある美肌やふっくらしたバストも必要ですから、自分のボディのどこを改善すればいいのかをしっかり把握していきましょう」(戸瀬さん)
【効果5】気になったときにいつでもケアできる!
裸族でキレイになるには、代謝を上げることがカギ。そのためには裸で寒さを感じるだけでなく、リンパマッサージや食生活の改善も重要です。
「代謝を上げるためには裸族生活とともに、毎日リンパマッサージを行うことをオススメしていますが、ボディマッサージを行うにはやはり裸のほうが便利です。ちょっとした時間に手軽に取り組めます。(詳しいやり方は「実践編」参照)」(戸瀬さん)
服を着るのが当たり前になっていると裸で生活!?と抵抗があるかもしれませんが、これだけのダイエット効果があるならぜひ試してみたいもの。
次回は“裸族生活”のキレイ編をお届けします!
監修/青木晃、戸瀬恭子、取材・文/木下頼子