Ａ 思い切って太ったまま出席

ナイスチョイス!

友だちから刺激を受け、今後の自分を考える機会にする
これからの自分を変えたいと思うのであれば、出席という選択が正解です。その際に大切なのは、「期限を決めてやせようとしても結果を出せなかった」という自分の性格をしっかり認識しておくこと。そして、同窓会に参加し、「すごーくきれいになった！」「ずいぶんほっそりした！」、逆に「めっちゃ大きくなっている！」など、久しぶりに会う女友だちからたくさん刺激を受けましょう。そのことが「自分はこれからどうなりたいのか」ということを考える機会になります。さらに、出席するときには体型を隠す黒ではなく、白やパステルカラーなど、明るい色の服を着られれば満点です！

Ｂ とりあえず今日明日減量して出席！

いまいちチョイス！

絶食＝減量はダメ。ほかの方法ならやってもOK！
ダイエットで、１日、２日でできることは限られています。絶対やってはいけないのは、今日、明日食べないという絶食による減量法。同窓会同日にドカ食いしてしまう危険性が高まります。この場面でおすすめできるのは、ちょっと運動する、お風呂に長めに入る、たっぷり眠るなどの方法。特に、ヒップラインは２日くらいの筋トレで変わるのでぜひやってみて！　年齢が高い人ほど効果的です。

Ｃ 申し訳ないけどドタキャン。やせてから出席

バッドチョイス！

「やせてから」と思う人は永遠にやせない
今回、「同窓会に向けてダイエットしたがうまくいかなかった」のであれば、次も同様の結果となる可能性大です。同窓会に限らず、「やせてから」と避けていると、何にも参加できなくなりますし、結局やせることもできません。

【やせられなかった状況で迎えた同窓会でのポイント】
同窓会をキャンセルすることは、今後のあなたのダイエットにとってよいことではありません。本気でやせたいと思っているなら、あえて出席しましょう。同世代の女友だちに会って刺激を受けることが、自分はどうなりたいのか、そのためには何をすべきか、真剣に考えるチャンスになります。その日に向けて、少しでも何かしたいと考えるなら、絶食以外の方法をとり入れましょう。

取材・文／野上 郁子　　イラスト／たなか のりこ