Contents 目次
A ポテトサラダ
バッドチョイス!
炭水化物メインのサラダはご飯1杯分と同じ!
サラダを選ぶとき、「炭水化物=メイン食材」となるサラダをチョイスするのはおすすめできません。ポテトは炭水化物がメインの食材。ポテトサラダに加えてご飯やパンを食べると、主食を2人前食べているのと同じ状況になります。糖質、カロリーともに多くなってしまいますからNGです。
B シーザーサラダ
いまいちチョイス!
ドレッシングは高カロリーだが、つけ方を工夫して
シーザーサラダはドレッシングのカロリーが高めのため、バッドチョイスとジャッジする人もいると思います。けれど、私はあえて「いまいちチョイス」に! ダイエット中は、さっぱり系のドレッシングでサラダを食べることが多く、飽きてしまうことが多いのです。ダイエットは長丁場ですから、それを乗り切るために、私はドレッシングは自由にしてよいというルールにしています。ただ、かけ方にポイントがあります。全体にかけて和えないで、別皿にとり、つけて食べるのです。味が濃いまま味わえるので満足度も高く、摂取する量も少なくできます。家やコンビニサラダの場合でも応用できるのでやってみて。
C 3種の豆サラダ
バッドチョイス!
大豆以外の豆は炭水化物。糖質オーバーになります
「豆=ヘルシー」というイメージがあるようですが、必ずしもそうとは言い切れません。大豆、青大豆、黒大豆以外の豆、たとえば、ひよこ豆、うずら豆、小豆などは炭水化物が主体。つまり、豆サラダもポテトサラダと同じように、しっかり食べればご飯1杯食べているのと同じ結果に。糖質、カロリーが多くなってしまいます。
また、ご飯を食べずに豆サラダをメインにするという選択にも反対です。同じ糖質でもお米のほうが腹もちがよいので、ダイエット目的でご飯を抜いてまで豆サラダを選ぶ意味はありません。
D 冷しゃぶサラダ
ナイスチョイス!
サラダの具として望ましいたんぱく質が摂取できます
サラダの具として大切なのは、たんぱく質食材が入っていること。この場合、「豚肉=たんぱく質」で、合格です。豚肉をさっとゆでて作る冷しゃぶサラダは、良質なたんぱく質がとれよぶんな脂も落ちるので、ダイエットに最適なメニューです。おうちでも簡単に作れますし、コンビニサラダにもあります。ランチならこれにおにぎりを加えれば、栄養面としても食事として完成します。レストラン以外でもじょうずに活用しましょう。
【レストランでのサラダの選び方】
サラダの具材としては、野菜のほか、お肉やシーフード、卵などたんぱく質食材が入っているものを選びましょう。避けたいのは、いもや豆など炭水化物食材がメインのサラダ。ご飯を1杯よけいに食べてしまうことになります。高カロリーなドレッシングを使いたい場合は別皿に出し、つけて食べるようにすると、好きなドレッシングでサラダを楽しんで食べられ、ダイエット中も満足度の高い食事になるでしょう。
取材・文/野上郁子 イラスト/たなか のりこ