最近はドライフルーツの専門店が増えたり、コンビニエンスストアでも販売したりと、、世界中のいろいろな種類のものが気軽に楽しめるようになりました。
甘みがありつつ、栄養バランスもよいので、ダイエット中の女性には強い味方のドライフルーツですが、どんなダイエット効果があるのでしょうか。やせたいときに食べたいドライフルーツと合わせてご紹介します。
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しっかりと甘いのに栄養抜群で、理想的なおやつ
ドライフルーツのダイエット効果として、まず注目すべきはその濃厚でしっかりした甘みと腹持ちのよさ。腹持ちがいい理由は甘みが果糖であるからです。果糖はゆっくりと吸収されて、ゆるやかに血糖値を上げます。ゆるやかに上がった血糖値は急には低下しないため、空腹感を感じるまでに時間がかかります。これはスイーツをがまんしがちなダイエット中の救世主となりそう。
また、ドライフルーツは噛みごたえもあるので、少量でもしっかりと満腹感を感じられます。満腹感もあり、腹持ちがいいとは、まさに理想的な間食。これはおやつを無理してがまんしがちなダイエット中の救世主となりそうです。
さらにうれしいのは、生のフルーツに比べて重さ食物繊維、鉄、カリウム、カルシウムなどの栄養価も高くなっていること。ドライフルーツは、干すことで、おいしい甘みも栄養素もぎゅっと凝縮されるのです。
いちじくは、カロリー低めで食物繊維もたっぷり
たくさんの種類があるドライフルーツのなかでも、比較的カロリーが少ないのは次の3種類。
あんず(100gあたり246kcal)
プルーン(100gあたり237kcal)
いちじく(100gあたり271kcal)
ダイエット中、少しでも低カロリーのものを食べたいのであれば、これらを選ぶのがいいでしょう。
ちなみにこのなかでもっとも食物繊維が豊富なのは、いちじく。
ドライフルーツは総じて食物繊維が豊富ですが、とくにいちじくは、生のいちじくだと100gあたりに含まれる食物繊維は1.9gですが、ドライフルーツになると10.9gと、約10倍に! 便秘によるぽっこりおなかの解消も期待できそうです。
皮をむく手間もなく、持ち運びやすく、長期保存もできるドライフルーツ。家や会社に常備しておけば、小腹が空いたときにぴったりの間食です。
食べ過ぎはNG 目安は?
もちろんおいしいからといって食べ過ぎはNG。ドライフルーツの1日あたりの摂取量の目安は80kcalといわれています(干しあんずなら2個ほど)。ダイエット中は間食のかわりに1日に数個をほおばるくらいにしておきましょう。
そして、市販品のなかには砂糖がまぶしてあるものや植物油などでオイルコーティングがほどこされているものもあるのでご注意を。表示をよく確認して、ダイエットの味方にしましょう!
文/梅田 梓