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【ダイエットチョイス!】ベジファーストと三角食べ、どちらがダイエット向き?~EICO式ダイエットのコツ(84)~
Contents 目次
A ベジファースト
ナイスチョイス!
血糖値の急上昇を防ぐからダイエット向き
シンプルに「野菜を先に食べる」というベジファーストもありますが、私がオススメするベジファーストとは、“食物繊維が多い野菜(根菜類は糖質が多いため除外)、海藻、きのこ→たんぱく質→糖質”という順番で食べ進める方法。血糖値の上昇をゆるやかにし、インシュリンが大量に分泌されるのを防ぎ、脂肪の合成をゆっくりにできます。つまり、ダイエット的にはベジファーストが正解です。
なかには、コース料理のように、野菜→たんぱく質→糖質の順で、「ひと皿ずつ食べ切ってから次のおかずに移らなくちゃ」と思っている人もいますが、そんな必要はありません。大切なのは、糖質よりも先に野菜を口に入れるいうこと。実際、最後にご飯だけを残し、ふりかけをかけて大量に食べてしまっては元も子もありません。
B三角食べ
まあまあチョイス!
食べ方としては悪くないが、ダイエットとしてのメリットはなし
三角食べは、ご飯やパンなど主食と、飲みもの(汁ものや飲料)、おかずを、バランスよく食べていく方法で、日本独自のもの。最後に苦手なものを残さないようにするために学校給食などでとり入れられた食べ方だと言われています。メリットは、ご飯とおかずを一緒に食べることで咀嚼の回数が増えるということ。マナー的な側面からも、三角食べはよいと思いますが、ダイエット的なメリットは特にありません。
【ダイエットに効果的な食べ方のポイント】
日本独自の「三角食べ」には咀嚼回数を増やすほか、苦手なものを残さないなどのマナー的な側面でよいところもありますが、ダイエット的に効果的なのは「ベジファースト」。糖質よりも先に、食物繊維が多い野菜、海藻、きのこを食べることで、血糖値の上昇をゆるやかにすることができ、ダイエット的なメリットが得られます。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ